2017/01/15
 What's Mausuji "Lite"?  

1. Mausuji Liteって何?

マウスジェスチャーマウ筋の後継であり、
基本は同じで、作者の気の向くままにいろいろ改良を加えた、
いわばガンダムに対するマークUのようなものです。


マウ筋 (2002 - 2009) とLite(2011 - 2017)の画面


2. 使うメリットは?


担い手次第です。
というのも必要が無い人には無用だからです。

ただ、「遅い…、遅いぞ!。奴の反応速度を超えろー!!」とWindowsの現状に不満を抱き、
遂にジェスチャーなる禁断の技に触れ覚醒してしまったニュータイプには必須のものです。

さらに数多在る専用機からLiteと邂逅した勇者は、次のことが出来るようになります。

@アプリを細かい部品単位(クラスやID以外)でジェスチャー対象を判別できる
A非アクティブなアプリにジェスチャーができる
Bカーソル直下のアプリにジェスチャーすると、まったく違うアプリが制御できた


これが如何に異常な事態かお分かりだろうか?
「そんなの無理だろう:!?」と、その異常さに気づける方は歴戦の勇士とお見受けします。

そうですね。できませんよ…通常は。
Liteでは可能、というだけなのですから。


事例

@アプリを細かい部品単位(クラスやID以外)でジェスチャー対象を判別できる

chomeを例にすると、"Chromeのタブをホイールで切り替える"ことができます。



既にマウ筋Liteの便利な使い方 -2016 その2-で具体的な方法を語っているのですが、
最近のchromeはタブを「タブ」と「テキスト」という2つの部品で構成しているため
かざぐるマウスですら正しく認識することが出来ません、
しかしLiteでは両方識別できるため、
タブ上でのホイール回転で切り替えといったことは簡単にできます。


ターゲット - タイプ「タブ」


ターゲット - タイプ「テキスト」





A非アクティブなアプリにジェスチャーができる

通常、ジェスチャー対象のアプリケーションは自動的に前面へ表示されます。
これは一般的にアクティブじゃないと操作できない仕様になっているためですが、
Liteはアプリの状態に関わらず操作できるため、
ジェスチャーを開始しても対象アプリを前面に表示することはありません。

これにより、一々アプリが手前に表示される煩わしさが無くなります。

例えば閉じようとしたアプリが一瞬とはいえ表示されるのはチラツキに似た状況になりますし、
メディアプレイヤーで音楽を変える度に作業中のメインアプリ上に被るので、
もう一度メインアプリをクリックして位置を戻すのは面倒です。

バッククラウンドに位置していても、制御可能画面例
位置jはそのままで曲の切り替えなどの操作が行える。



なので、Liteではアプリの位置・状態を気にせず操作できるようにしています。



Bカーソル直下のアプリにジェスチャーすると、まったく違うアプリが制御できた


あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『おれは奴の前でジェスチャーしたと思ったら
いつのまにか他の奴を操作していた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何が起こったのかわからなかった…

以上!


…例えば、
以下はデスクトップ上で特定のジェスチャーを行うと、
winampに次の曲を再生するように指示する例です。


気分によって効きたい曲は変わるのですが、
その度にwinampを表示して、操作しては元のアプリに戻って…を繰り返すのは面倒なので、
画面上の一部でも見えているデスクトップ上でジェスチャーすると
再生制御を出来るようにしています。



ところでA、Bで共通している事情ですが、
「キー送信系のコマンド」の場合、
アクティブな状態以外では外部からのキー入力を受け付けないアプリケーションがあります。
例えばchromeのようなWEBブラウザ系が該当します。
その場合は諦めてアクティブ後に行いましょう。

一方、メティアプレイヤー系(winampやMPC-BE等)は外部からの操作を前提にしていることが
多いため、この場合は非アクティブ、最小化など、どのような状態からでも制御できます。


3. 他の違いは?

最新OSに対応させている事や他に多数の機能追加があります。
 "Lite"とはいったい…うごごご!! 

差異抜粋
表示面 表示文字のサイズ、種類を変更
ウィンドウのリサイズ
多言語化
ターゲットのアイコン表示
ターゲットをD&Dで位置を入れ替え
高DPI対応
、等
機能面 非アクティブアプリを操作可能
ジェスチャー対象を自由に選べる
ターゲット指定でより細かい単位の指定
タイトルに正規表現が使用可能
マウスホイールイベントをコマンドで使用可能
管理者権限でスタートアップ起動
スリープ・レジュームからの復帰時に機能が無効化されない
ジェスチャー対象をまとめて指定

コマンド追加
 キーを送るでマウスクリック
 どこでもドラッグ、スクロール
 実行ファイルのフォルダを開く
 タスクトレイに収納
 画面中央、画面端移動
 強制終了
、等






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