2011/10/02

Windows8対応の検証


Windows8のPre-releaseが登場し、使用レポートが複数報告されていますね。
使い勝手に関するものは多いのですが、今まで使用してきたソフトウェアが動作するのかどうかの互換性が気になるところです。
さらに私はやっと7に対応させたところなのに8では動かないのは非常に困る。
ということで、少なくとも作成したソフトウェアがちゃんと動くのかをx64版OSで確かめてみました。

結論から言うとほとんど問題はありませんでした。完全ではないですが7との互換性は高いようです。

Windows8 x64(Pre-release)版に対する動作状況
ソフトウェア名 対応状況 備考
Ryu's Menu Version 4.00 インストーラによるインストール
ボタン、メニューからのアプリ起動
ショートカットからの起動
タスクメニューからのアプリ選択
仮想デスクトップの切り替え
表・裏メニューの切り替え
アプリ登録・変更・削除
Windows再起動・終了

特に問題なし。

移植時に多数の修正を施してはいるが、何の問題も発生しなかったことは驚異であった。オリジナルの誕生から18年経過したが、最新のOSでも動作するのは感動ものである。
改めて振り返ると、こんなに長く使用しているソフトは他にほとんど無い。
Layout Window 2 インストーラによるインストール
全ウィンドウ情報取得
ウィンドウ情報の編集・削除
レイアウトの実行
指定したウィンドウを常に閉じる
指定したウィンドウを常に非表示

は問題なし。

ウィンドウ指定と保存・終了が機能しない。
7では正常に動作するので、8では何らかの仕様変更が行われているのだろう。
ただ、正規リリース時には互換性が向上し、問題なく動作するケースもあるので、正規リリース後に再度検証予定。
PngTrimmer 2 インストーラによるインストール
ディレクトリ登録
進捗表示
回転、トリミング
終了

特に問題なし。

LayoutWindow2で一部問題があったので、こちらもにたようなことがあるかと思いきや、あっさり動作した。終了も正常に行えた。
オンスクリーンボリュームビューア Lite インストーラによるインストール
ショートカットキーによる音量変更
マウスによる音量変更
(契機:制御キー、タスクトレイ等)
マスター音量変更時のスクリーン表示

特に問題なし。

VistaでAudioAPIが一新されたので、しばらくは大きな変更はないだろうとは予測していたが、結果的に予想どおりであった。
ショートカットキーやマウス制御の方は正直不安だったが、こちらも問題なかった。関連処理を一新したことが貢献しているのだろう。またスクリーン表示は乱れることもないし、マスターボリューム変更にも反応する。
また数時間使用しても動作が不安定になることもなかった。
mousePosWindow ウィンドウを閉じる・最小化・最大化・通常化

特に問題なし

ウィンドウに関する大きな仕様変更が無い限り正常に動作するだろうとは予測していたが、そのとおりだった。
◎…問題なし
○…一部に問題はあるが、全般的には機能する
△…起動はするが、ほとんど機能しない、または動作不安定
×…起動しない



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