マウ筋 Lite 2 [*]

* 2018年以降の記載は、、ver2を短縮表記として"マウ筋 Lite"または"マウ筋L"と表記する場合がある。 ver1は"ver1"または"旧版"と表記する。
旧版 ver. 1
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マウ筋Lite2は汎用マウスジェスチャーです。
windows7、8、1011(x86,x64)に対応しています。


変更履歴

 
 
2022.11.27
2.2.9版

マウ筋Lが不定期に自動的に終了する問題を対処

2022.07.17
2.2.8版

ターゲットリストで登録済みのアプリケーションをD&Dで移動すると、アクションリストも更新されるようにした

 2020.08.30
2.2.7版

・トレイメニューにてナビの設定を変更後、OSを再起動すると設定が保存されない問題を修正

 2020.08.16
2.2.6版

・トレイメニューにて、ナビの設定を変更しても保存されない問題を修正

・設定画面で設定変更後、画面のメニューから終了を選択し、「設定を変更しますか?」の確認時に「いいえ」を選択すると、マウ筋が終了せず、プロセスだけ残る問題を修正


2020.06.19
2.2.5版


・ターゲットの継承を変更しても、ターゲットを再度選択しないとアクションリストが更新されない問題を修正

・継承が「継承しない」に指定されているターゲットをマウスまたはキーボードで選択しても、
 アクションリストが更新されない問題を修正

2020.05.14
2.2.4版


・特定の条件下で他のアプリケーションの動作が不安定になる問題を修正
環境によってWEBブラウザでファイル保存が不可になる、エクスプローラが異常終了する等の問題を修正


・サンプルの設定ファイルの「WEBブラウザ共通」ターゲットが効かない問題を修正

2.2.2版以前はデフォルトで部分一致に対応していたが、
2.2.3版では明示的に指定するように変更したため、部分一致をする場合は、前後のマッチ条件も指定する必要がある。

修正前: 【(chrome|firefox|iexplore)\.exe】
修正後: 【.*(chrome|firefox|iexplore)\.exe】

2019.12.06
2.2.3版


・ターゲット設定に正規表現を使って、「ファイル」または「タイトル」に特定の文字を指定した場合、
 マウ筋Lがフリーズする問題を修正


2019.09.16
2.2.2版

・Qtフレームワークが使用されたアプケーションへのジェスチャー時にターゲットの「タイプ」判定が行われると、
Lボタン以外のマウスボタンの操作がロックされる問題を修正

2019.06.23
2.2.1版


・ターゲットリストのターゲットの位置を上下の移動ボタンで先頭または末尾に変更後、移動ボタンが無効化されない問題を修正

・メイン画面のキャンセルボタン押下後、即座にトレイアイコンから終了すると 希に終了できずプロセスが残ったままになる問題を修正

・設定変更後、メイン画面の右上の×ボタンを押下すると表示されるメッセージウィンドウのタイトルが「終了」と表示されるが、
 終了ではなく画面を閉じるだけなので、タイトルの文言を消した

・設定を変更せずに、メイン画面の右上の×ボタンを押下すると、トレイアイコンを2度クリックしないとメイン画面が表示されない問題を修正

・メイン画面で追加済みのアクションを削除しても、表示上はリストから消えない問題を修正

・アクション画面で追加済みのコマンドを削除しても、表示上はリストから消えない問題を修正

・アクション画面でコマンド追加すると、追加されたコマンドが見えるように自動的にスクロールするようにした

2019.06.21
2.2.0版


・各リスト(ターゲット、アクション、コマンド)がちらついて表示される問題を修正

・コマンドリストのコマンドを移動時に自動的にスクロールしない問題を修正


2019.06.01
2.1.9版


・ターゲット設定にマウスカーソルの形態条件 「カーソルタイプ」を追加

カーソルタイプには以下の種類が存在する

カーソルタイプ   カーソルアイコン  意味
指定無し ターゲット条件にカーソル形態は含めない
リンクの選択 WEBブラウザ等でリンクにカーソルを合わせた状態
テキスト選択 WEBブラウザ等でテキストボックスにフォーカスを合わせた状態


用途について

主にWEBブラウザで使用することを想定している。
例えば、「リンクを右クリック長押しで新しいタブに開く」等が行えるようになる。

(従来でも可能ではあるが、リンクを明確に区別しない方法であった)


カーソルタイプの意義

マウ筋Lのターゲット指定には大きく分けて2種類ある。
1つはウィンドウを構成する部品、もう1つはウィンドウの範囲である。
従来はこれで全てカバーできていたのだが、前者の判別が不可能なアプリケーションが増えてきた。
例えばWEBブラウザやUWPアプリである。

特にWEBブラウザでは、リンクやテキストボックス上で新たなジェスチャーを追加しようとしても
従来では判別することが出来なかった。

今後はスマホのように簡易な操作性が重要になると考えられるため、
カーソル形態による条件指定を行えるようにした。


今後の展望

カーソルタイプは現状2種類サポートしている。
これはその2種類以外の形態は利用するケースが無いと判断したためである。
もし他の形態(*1)でも有用なケースがあるならば、 必要に応じて追加する予定である。

*1
OSがサポートする全ての形態(「上下拡大選択」や「利用不可」等)




使用例   

・サンプル設定ファイル(MauSuji_sample.ini)にカーソルタイプの使用例を追加

Chromeのリンク上で行うジェスチャー、2例を追加

 1.右クリックを長押しすると、リンクを新しいタブで開く
 2.右ダブルクリックでリンクを新しいタブで開き、そのページへ移動する





2019.04.28
2.1.8版

・希にジェスチャー実施後にマウスボタンがロックされ、以降のボタン操作が不可になる問題を修正

2019.04.20
2.1.7版


・ライセンス認証時に旧マウ筋Lite(ver1系)のライセンスを使用すると異常終了する問題を修正
 使用された場合はライセンスコードが違う旨のメッセージを表示

2019.02.15
2.1.6版


・OS終了時、希に設定が初期化される問題を修正

2018.11.08
2.1.5版


・アクション画面の修飾キーチェックボックスを廃止

修飾キーの指定には上記チェックボックスを有効化する必要があったが、
操作の簡易化のために廃止し、常に修飾キーを指定可能にした




参考: 修飾キー利用例


2018.11.06
2.1.4版


・ターゲットの「範囲表示」ボタンを押しても
 利用環境によって指定した範囲が再表示されない問題を修正

・ターゲットの範囲指定の「比率を維持する」オプションを
 「縦」、「横」の2つに分けて個別に指定可能にした

従来の「比率を維持する」はターゲットウィンドウのサイズが変化した場合に
指定した範囲もそれに応じて縦横が追随する機能であったが、
どちらか一方のみ有効にすべきケースには対応できないため
縦・横の比率維持を個別に指定できるようにした。



縦・横の比率維持を個別に指定することが必要になるケースは
例えば、WEBブラウザのChromeにて、
「範囲指定」でタブにカーソルを載せてホイール回転で切り替える場合などである。
(なお、タブの切り替えは「タイプ」でも可能だが、それについては参考情報として後述する)

範囲指定でタブの領域を指定後、


従来はウィンドウサイズを縦方向に延ばすと範囲も縦に延びてしまい、
意図したタブの範囲以外でもジェスチャーが効いてしまっていたが、
今版ではそれを解消している。



新オプションの1つ目である「縦横比を維持(縦)」を無効化し、
2つ目の「縦横比を維持(横)」を有効化することで
範囲は常に横方向にのみ追随するようになり、
ウィンドウサイズが変化しても
常に適切なタブの範囲でジェスチャーが効くようになる。




・サンプルの設定ファイル(MauSuji_sample.ini)を更新

@範囲指定の使用例を追加

Chromeのタブのターゲット設定を「タイプ」から「範囲指定」に変更



Aボタンの長押しとダブルクリックの使用例を追加

正規表現を利用し、複数のアプリケーションを纏めた
ターゲット「WEBブラウザ共通」を追加し、以下のジェスチャーを用意

 1.リンク上にてRボタンの長押しをすると、リンクを新しいタブで開く
 2.リンク上にてRボタンのダブルクリックすると、リンクを新しいウィンドウで開く




BWindows10では「管理者権限」で動作しないと、
 全てのジェスチャーが使用できない。
 今後はWin10が標準となるため、デフォルトで「管理者権限で起動する」を有効化




なお、サンプル設定ファイルを使用するためには、
インストールパスの設定ファイル「MauSuji.ini」を削除するか、
サンプル設定ファイルの内容を「MauSuji.ini」に上書き後、
マウ筋Liteを再起動する



参考情報: 「タイプ」、「範囲指定」の使い所

ターゲット条件 メリット デメリット 最適な使用例
タイプ ウィンドウを構成する部品であるため、位置、サイズが変化してもターゲットの認識に影響は無い ■アプリケーションによってはタイプを判別できず、ターゲット指定に使用できない場合がある

 例えば
 @UWPアプリ(MS Edge等)
 Aポータブル版Chrome

■ターゲットが複数の部品で構成されていると、全て指定する必要があるため、手間がかかる

一般的には1つだけだが、Chromeのタブのように複数の種類で構成される場合がある。
タイプが使用できる一般的なアプリケーション
範囲指定 どのようなアプリケーションでも
ターゲット指定が可能
範囲を指定する関係上、対象の位置やサイズが変化すると機能しなくなる。
その場合は、範囲の再指定が必要となる。
タイプが使用できない特殊なアプリケーション

例えば、WEBブラウザのChromeにて、
タブにカーソルを載せてホイール回転で切り替えたい場合
マウ筋Liteでは2通りの方法でターゲットを指定できる。
1つは「タイプ」、もう1つは「範囲指定」である。

前者の場合、タブを構成する部品全てをターゲットに追加すれば良い。
しかしChromeの場合、タブはなんと五種類の部品で構成されており、
(実際にタイプ指定でターゲットを調べると分かる。調査時の版数は70版である)
それを全て追加するのは少々面倒である。

更に厄介なことに、Chromeは仕様変更が頻繁に行われるため
タブを構成する部品も色々変化し、その度にターゲット指定も変更する必要に迫られる。

一方、後者の「範囲指定」の場合は1回だけ指定すれば良い。
タブのサイズや位置が変更される可能性があるが、
その変化は見た目で直ぐ分かるため、範囲を更新するだけで済む。

以上より
「タイプ」は強力なターゲット条件ではあるが、
対象アプリによって「範囲指定」に変えた方が楽な場合がある。

2018.10.09
2.1.3版


・「マウスを監視する」がオフ状態でマウ筋Lを起動すると、
 メニュー上ではオフであっても、マウスの監視が行われる問題を修正

2018.09.13
2.1.2版


・メニューの「マウスを監視する」と「スクロールを監視する」設定が保存されない問題を修正



・"既に起動している場合は設定画面を表示"オプションが機能しない問題を修正

2018.09.06
2.1.1版


・希にエラーメッセージを表示すること無く、終了する問題について、対策を実施

・終了しても、DLLが解放されず書き込み禁止になる問題について、対策を実施

・全体的な処理の負荷を軽くした

2018.08.28
2.1.0版


Windows10 でジェスチャーが効かなくなる問題を抜本的に対処

マウ筋Lが起動しているにも関わらず、
Windows10 で唐突にジェスチャーが効かなくなる問題の原因を突き止めたため、
マウ筋Lの自動再起動無しで問題を修正できる対処を行った。

それに伴い、マウ筋Lの自動再起動機能を廃止した。

2018.08.17
2.0.12版


・マウ筋Lの起動時間を高速化した

従来は登録されたターゲット数が多いほど起動時間が延びていたが、
登録数に関わらず起動が一瞬で完了するようにした

・Windows10にて、休止状態から復帰すると
 マウ筋Lが2重に表示される可能性がある問題を修正




2018.08.11
2.0.11版


・Windows10環境にて不定期にジェスチャーが効かなくなる問題を対処

普通に操作していると急に効かなくなる問題(※)があったが、
Windows10のOS自体が動作を妨害していることが原因であるため
妨害されない対策を行い、問題の発生を防止した。

本防止策は問題が発生していたケースの殆どに対応し、
安定動作していることを確認しているが、OSの仕様変更などで再発する可能性は0ではない。
もし再発した場合はマウ筋Lを手動で再起動することで直ると考えられる。

※ 例えば単に他のアプリケーション(タスクマネージ等)を起動した直後など

・Windows10 のノートPC環境限定で
以下のイベント時にジェスチャーが効かなくなる問題が発生するため、
同イベント発生時にマウ筋Lが自動的に再起動し、問題を修正するようにした

 1. リモートデスクトップ接続時
 2. ディバイスの変化時(USBドライブの追加など)

再起動するタイミングは上記イベント発生後、5-10秒後であるため、
同イベント発生後はマウ筋Lのトレイアイコンが消えた後、再度表示されるまで待つと
ジェスチャーが再度効くようになる。


2018.05.13
2.0.10版


・以下のイベント時にマウ筋Lを自動的に再起動する仕様を廃止
 1. Windows10 PCにリモートデスクトップ接続時
 2. ディバイスの変化時(USBドライブの追加など)

また、Windows10限定で同イベント発生時に
マウ筋Lの管理者権限が無くなる現象が発生するが
OS固有の問題と判断し、現状仕様とする。

なお、管理者権限が無くなると
管理者権限で動作するアプリケーション(例えばレジストリエディタ)に対する
ジェスチャーが効かなくなるが、
マウ筋Lのメイン画面を開閉することで同権限が復活するため、
この方法を前述した仕様に対する対処療法とする。

2018.04.27
2.0.9版


・Windows10 PCにリモートデスクトップで接続すると、
 マウ筋Lが2重に表示される可能性がある問題を修正



2018.04.24
2.0.8版


・性能が低いWindows10 PCにリモートデスクトップで接続すると、
 マウ筋Lの機能が無効化される可能性がある問題を対処

主にバッテリーを長持ちさせるために、
性能が抑止されるWin10 ノートPCで発生する傾向が確認されたため、
そのような環境でも継続して機能が有効になるように対処した。

2018.04.01
2.0.7版

・マウスボタンの「長押し(Long tap)」に対応

・Ctrl以外の修飾キーを使用した移動を伴わないジェスチャーを行うと
 コマンドが発動するタイミングがボタンアップ直後では無く、ダウン直後になる問題を修正


@マウスボタンの「長押し(Long tap)」に対応


アクション設定画面に
マウスボタンを長押しすることで指定のジェスチャーが発動するオプション
「長押し」を追加

スマートフォンのロングタップ(一定時間押し続ける)と同等のジェスチャーを実現する。

「長押し」を使用する場合は、通常のクリックと区別するためボタン名の左隣に「*」が表示される、

使用例:
T エクスプローラ上で選択したファイルやフォルダに対して、
Rボタン長押しでプロパティ画面を表示する

U  Firefoxで表示したWEBページのリンク先を
Rボタン長押しで別ウィンドウで開く

V ゲーム画面の左上(ターゲットの範囲指定を使用)上にて、
Xボタン長押しで特定の箇所を選択する


ACtrl以外の修飾キーを使用した移動を伴わないジェスチャーを行うと
 コマンドが発動するタイミングがボタンアップ直後では無く、ダウン直後になる問題を修正


ジェスチャーのコマンドが実行されるタイミングが
ボタンアップ後では無くダウン直後になる問題があったが、
アップ後に行われるように修正。

この修正により、修飾キーを用いたジェスチャーにシングルクリックだけでは無く
ダブルクリックと長押しも含めることが可能になった。

以上よりマウスの移動を行わないジェスチャーは、
修飾キー 4種類(Ctrl / Shift / Alt / Win) と 
ボタン 3種類(シングル、ダブルクリック、長押し)を合わせて
実現可能な組み合わせは 36種類となった。

組み合わせ例


2018.03.17
2.0.6版

・特定の条件で起動時に異常終了する問題を修正
・管理者権限で起動している場合に、バージョン情報に表示される管理者権限表示を「As Admin」に変更
・上記表示が実際に権限で起動しているか否かを誤判定する問題を修正
2018.03.10
2.0.5版


・新コマンド「マウスカーソルを消す」 を追加


「マウスカーソルを消す」はマウスカーソルを消すコマンドである。
カーソルが消された後、マウスカーソルを移動すると再度表示される。

マウス操作後にカーソルを即座に消す必要がある場合に使用することを想定。

例えば、AGVゲームをマウスで読み進める等。
(ただし対象アプリケーションがカーソルを独自に管理している場合は消せないことがある)




・ターゲット条件の"ファイル"に「正規表現」を追加

ターゲット条件のファイルの直下に正規表現オプションを追加し、有効時には
正規表現を指定できるようにした。

例えば、3大WEBブラウザであるGoogle Chrome、Firefox、IEをまとめて指定する場合は
以下のような正規表現を指定する。

  (chrome|firefox|iexplore)\.exe




実行ファイル名に限らず、
ファイルパスに特定の文字列を含むパスが含まれる、もしくは含まれない場合など
自由に条件を指定できる。


・ターゲット条件のコメントが無い場合、
マウ筋ナビには代わりにファイル名を表示するようにした

ターゲット条件のコメントが無い場合、マウ筋ナビにはジェスチャーとアクションのコメントのみ表示されたが、
ターゲットが判別できるよう、ターゲットのコメントの代わりにファイル名を表示するようにした。

例えば次のようにコメントの指定が無い場合、
のようにファイル名が表示される。



2018.03.04
2.0.4版


・最後に範囲指定を行ったアプリケーションとは異なる範囲指定済みのアプリケーションに対して
 "範囲表示"を行うと、ハイライト枠が表示されない問題を修正

・UWPアプリに対するターゲット指定(タイプおよび範囲指定)でハイライト枠が表示されない問題を修正
 
 なおUWPアプリでのみ、ハイライト枠が残像のように複数表示される問題があるが、これは仕様とする。
 (UWPアプリはOSレベルで通常のアプリとは異なる扱いがされているため)

2018.02.16
2.0.3版

・範囲指定時のハイライト枠が表示されない問題を修正

2018.02.12
2.0.2版

・Windows10において、ターゲット選択中に表示されるターゲット範囲の枠が
 残像のように複数表示される問題を修正
・Windows7において、ターゲット選択中に表示されるターゲット範囲の枠が
 点滅表示されない問題を修正
・ターゲット設定画面でタイプを無効化時にラベルも同時に無効化されるようにした
・ターゲット設定画面でタイプを無効化時にOKボタンを押下すると、
 ラベル情報がクリアされるようにした

2018.01.23
2.0.1版

・ターゲットの継承関係が2階層以上深い場合に、
 ジェスチャーのコマンドが効きにくい場合がある問題を対処

対象ターゲットに該当するジェスチャーが無ければ
継承先に存在するジェスチャーが発動する仕組みがある。

しかし
第2階層以降に該当ジェスチャーが存在する場合、
アプリケーションによっては非常に効きにくいケースが確認されため
(ナビでは目的のジェスチャーのコマンドを実行したと表示されるが、何も起きない場合があった)
階層の深さおよび対象アプリケーションに関係無く、
確実にジェスチャーのコマンドが効くように修正した。

ターゲット設定例:


2018.01.01
2.0.0版

メジャーバージョンアップ

・ライセンス形態の変更

本バージョンから
"サブスクリプション" と "バージョン毎の無期限ライセンス"の2種類に変更。

No ライセンス形態 説明
1 サブスクリプション 利用バージョンに関係無く、
ライセンス発行日から指定の期間、利用可能
2 バージョン毎の
無期限ライセンス
登録時の最新のメジャーバージョン(3桁で表現されるバージョンの先頭の数値)であれば、無期限に利用可能

なお上記ライセンスは、旧ライセンスと互換性は無い。

詳細はマニュアルの「ライセンス登録」を参照。


・ジェスチャー対象のターゲットに「範囲指定」を追加

従来はアプリケーション全体か、その部品が対象であったが、
ユーザが指定した任意の範囲をターゲットの対象に設定可能にした。

使い方は、ターゲット設定の「範囲指定」ボタンを押下後、
範囲をマウスドラッグで指定する。
指定された範囲はターゲットとして認識されるため、
以後は通常のターゲットとして使用可能になる。

使用例として、画像ビュアーおよびゲームで活用する事例を挙げる。


事例1 画像ビュアー




              ↓

指定範囲を3分割し、
左、右、中央をクリックした場合は
進む、戻る、見開き/単一ページ切り替え
を行う。

なお、範囲を表す線は分かり易くするために
表示しているものであり、
ジェスチャー実行時には表示されない。


なおデフォルトで「比率を維持する」オプションが
有効であるため、
次のようにアプリケーションの画面を
拡大・縮小しても
指定範囲も比率を維持したままリサイズされる。

もし画面の可変に関わらず、
指定した範囲を変更したくない場合は
同オプションを無効化する。
例えば、WEBブラウザのタブ領域を範囲とする
ケースが挙げられる。
(画面のリサイズに関わらず位置は一定のため)


指定した範囲を確認したい場合は、「範囲表示」ボタンを押下すと再度表示される。
アプリケーションによっては上手く表示できない場合があるが、その場合はボタンを連続で押下することで改善する場合がある。




事例2 ゲーム

ゲーム画面でのマウスカーソルの位置によって、
同じジェスチャーでも押されるボタンを変える。



ゲームによっては毎回確認用のメッセージが表示される場合があるが、
そのような場合は、次のように1つのコマンドで複数のボタン押下
を行うようにすると便利である。

また、後述する
"マウスカーソルをジェスチャー開始位置に戻す機能"を併用すると
利便性が更に上がる。




・ マウスカーソルをジェスチャー開始位置に戻す機能を追加

ジェスチャー終了後に
マウスカーソルをジェスチャー開始位置に戻す機能であり、
ターゲット単位(デフォルトターゲット、個別ターゲット)、
またはコマンド単位で指定できる。

オンラインゲーム等、繰り返し同じ動作を行う必要がある場合に
特に便利な機能である。

ターゲット単位での指定




コマンド単位での指定





・ダブルクリックジェスチャー実行時にシングルクリックジェスチャーも同時に
 発動しないように修正


従来は同じターゲットに同じボタンによるシングルクリック、
ダブルクリックによるジェスチャーを登録すると、
ダブルクリックジェスチャー実行時にシングルクリックジェスチャーも発動する問題があったが
ダブルクリックジェスチャー実行時はそれに関するコマンドのみ実行されるようにした。


・その他の改善

・メイン画面表示の高速化
・ターゲット画面で指定されるターゲット条件に応じて関連のある項目だけを
 有効化することで判別しやすくした
・カーソル位置変更のオプション「絶対値で指定」を使用した場合に「(ABS)」を併記
・キー送信のオプション「特殊なキー送信」を使用した場合に、「(Special)」を併記
・コマンド設定画面のコマンド「ウィンドウサイズ変更・ウィンドウ位置変更・マウスカーソル位置変更」
 指定時に、それぞれ関連のある項目のみ表示するようにした。
・アクション画面で実行コマンドの位置を入れ替えると、移動したコマンドの"特殊なキー送信を行う"、
"絶対値で指定"オプションが初期化される問題を修正




2017.09.01
1.5.1版


・登録したアプリケーションのみジェスチャーが機能するように設定しても
一部のアプリケーションに誤ってジェスチャーが発動する問題を修正

ターゲット設定の"Default"ターゲットが無効状態且つ、登録したターゲットが無効化状態時に
後者のターゲット条件にマッチするアプリケーション上でジェスチャーを行うと
"Default"ターゲットが無効状態であるにも関わらず、
"Default"ターゲットのジェスチャーが動作する問題を修正

例えば、次のようにエクスプローラへのターゲット設定とDefaultが無効状態で
エクスプローラにジェスチャーを行うと、Defaultのジェスチャーが動作してしまいました。
正しくは「マウ筋Liteは何もせず」、OS本来の動作が行われることが正しいため、
そうなるように修正しました。



2017.08.12
1.5.0版

・"コマンド"の"ウィンドウ表示方法変更"に
 ジェスチャー対象ウィンドウが非アクティブの場合はアクティブにする
 新コマンド「アクティブ化(Non->Act)」を追加

非アクティブ状態ではキー入力を受け付けないアプリケーションが存在しますが、
"Google Chrome"はその代表例です。

そのため、例えばホイールでタブを切り替えるジェスチャーの場合は
Chromeを一度アクティブにしないと機能しません。



他のブラウザ(IE、Firefox)はウィンドウの状態に関係なく操作できるため
Chromeでも操作性を統一させたいと考え、
マウ筋Lにウィンドウのアクティブ化コマンドを追加することにしました。

以下に設定例を挙げます。

 ターゲットにはChromeのタブのテキスト部(サンプル設定ファイルのMauSuji_sample.ini参照)、
 アクションにはホイール回転でタブの切り替えショートカットキーを指定し、
 更にキーを送る前に新コマンド「アクティブ化(Non->Act)」を追加する。

 設定画面:

2017.07.04
1.4.9版

・ターゲット設定のタイプ、ラベルの判定方法を部分一致から完全一致に変更

エクスプローラの空白部分の"一覧"にマッチさせようとしたが、
一覧項目にもマッチする問題があったため、
完全一致の判定方式に変更することで誤判定を無くした。



ターゲット設定のタイプ、ラベルの誤判定が無くなることにより、
例えば次のようなジェスチャーが正しく動作するようになった。

例 エクスプローラの空白部分を左ダブルクリックすると、一つ上のディレクトリに移動する



・サンプルの設定ファイルを更新

現在の仕様に合わせて、参考となる設定例のファイルを更新した。
インストール先の"MauSuji_sample.ini"は設定ファイル"MauSuji.ini"が存在しない場合に
使用される設定例のファイルである。

マウ筋Liteは機能が豊富であり、実現可能な機能は無数にあるため、
具体的な使用方法を説明するサンプルの設定ファイルを用意している。

使用方法の参考にして貰いたい。

例えば、Chromeのタブ上でホイールを回すと、タブが切り替わる例などを載せている。



マニュアルにマウ筋Liteの全機能を利用する方法を追記

Windows7以降からOSの制限が段階的に強化され、
Windows10のデフォルトの状態では、マウ筋Liteが十分に機能しない状況になっている。
その制限を解除し、マウ筋Liteで事由に制御するための方法について記載した。
2017.01.22
1.4.8版

・ターゲット毎に無効化できるようにした

Defaultを含む全ターゲットを対象に無効化の設定が可能になりました。

1. 機能の意義

@ジェスチャーの設定を試すことが容易になる

従来は追加したジェスチャーは全て有効になるため、
今は不要と判断した設定は削除しなければなりませんが
後でまた試してみたい、まだ設定途中なので一時中断したい、
といった試行錯誤を容易に行うことが出来ます。



例えばジェスチャー対象外アプリを無効化することで、一時的に効くようにしたり
Chromeのタブ上でのホイール切り替え設定を無効化することで
マウ筋Liteによる動作が効いているのか否かをテストすることができます。


A登録したアプリケーションのみをジェスチャー対象にすることが容易になる

従来ならば、Default設定を全て空にすることで実現できますが、
そうなると使用頻度の高い共通のジェスチャーをアプリケーション毎に設定しなければなりません。
また元に戻すのも非常に手間です。

今版からはDefaultターゲットを無効化することで
ジェスチャー対象を登録アプリケーションのみに限定でき、
また継承したDefaultターゲットのジェスチャーはそのまま使用できるので
改めて共有の設定を追加し直す必要はありません。

Defaultターゲットも必要になった場合は有効化するだけで元に戻せます。





2. 使用方法

まず、通常のターゲットを無効化する方法は
ターゲットリスト上で右クリックするか、
設定画面の"ターゲット設定を無効化する"を有効にします。

無効化されると、該当ターゲットのアイコンとテキストが灰色に変わるので、
無効化されたことが視覚的に分かります。

新オプション"ターゲット設定を無効化する"


無効化されたターゲットはグレーアウト表示される


次に、デフォルト ターゲットは"Default"を右クリックするか、
メニュー「設定→Defaultの設定→Default ターゲットを無効化する」を有効にします。

新オプション"Default ターゲットを無効化する"


すると、通常のターゲット同様に灰色に変わります。

無効化されたDefaultターゲットはグレーアウト表示に変わる



2017.01.12
1.4.7版

・スリープ、レジュームからの復帰後にジェスチャーが無効化される問題を対処


2017.01.06
1.4.6版

・windows10におけるボタンクリックの反応速度を改善した

windows10環境でのみ、クリック反応速度がwindows8以前の環境より低下していたが、
同等程度(20ms短縮)にまで改善した。


・ファイラーの異なるペイン間において右ドラックが効かない問題を修正

本件は1.4.4版から発生していたが、本版にて解消した。




2016.06.10
1.4.5版

・ターゲット設定の"ファイル"にディレクトリパスを指定可能にした


指定ディレクトリパスにインストールされたアプリケーションに対して
一括して同じ設定を反映可能になりました。

MMDやWorld Of Tanksなど3Dを扱うアプリやゲームは左マウスボタン以外のボタンで
ドラッグを頻繁に使用するため、
操作が阻害されないようにジェスチャーの対象外に指定する必要があります。

しかし数が多くなると、対象外の指定が増えて管理の手間がかかります。
そこでまとめて指定可能にしました。

例えば以下の設定では
「C:\ignore」へインストールしたアプリやゲームはジェスチャー対象外になります。

アイコンにはフォルダアイコンが使用されるため、
一目でディレクトリパス指定であることが分かります。



またマウ筋 Liteではターゲットリストの先頭に位置するほど優先順が高くなるため
対象外の設定優先されるよう極力上位に位置するようにすると良いでしょう。

以下の設定では
対象外アプリケーションであってもタイトルバー付近はジェスチャーが効きますが
それ以外の部分は効かないようになります。




もし全ての部分でジェスチャーが無効化されるようにする場合は、一番先頭に移動させます。




2016.01.23
1.4.4版

・コマンド画面の"特殊なキー送信を行う"が多言語に対応していなかったため修正

・Windows10にてストアアプリ(例えばEdgeブラウザ)が起動している状況でのみ
 マウスのボタン操作が極端に遅くなる問題を修正

例えばEdgeが起動しているだけで、右クリックの反応が極端に遅くなっていました。
(尚、ストアアプリを閉じると問題は発生しなくなる)
トレイアイコンのコンテキストメニューすら直ぐに表示されない等、難儀な状態でしたが
本版からストアアプリが起動状態でも、ストアアプリに限らず
他のアプリケーションへの操作も自由に行えるようになりました。





2015.12.26
1.4.3版

・異常終了する問題を修正
リソースの解放漏れによるメモリリーク問題を対処

・高負荷環境でロッカージェスチャーが発動しにくい問題を対処

2015.12.13
1.4.2版

・異常終了する問題を修正
エラーメッセージすら表示されずにいつの間にか終了している問題がありましたが、
原因と思われる箇所を修正しました。

2015.11.26
1.4.1版

ターゲット条件に新たに「ラベル」を追加し、ジェスチャー対象をより詳細に指定可能にした。

従来最も細かいターゲットの絞り込み条件は「タイプ」でしたが、
タイプを更に細かく指定できるようになりました。
すなわち何に関するタイプなのかという事が判別できます。

例えばタスクバーのボタンは指定できますが、「ラベル」を使用することで
具体的に何のアプリケーションに関するボタンかを判別することができます。
(対象の範囲については反転表示されるため、何を選択しているのかが一目で分かるでしょう)

以下の例ではエクスプローラを対象にしていますが、隣のFirefoxを選択しても構いません。
その場合、ラベルが"Google - Mozilla Firefox"に変わります。
ただこれだとこの名称のウィンドウしか操作できなくなるため、手動で"Firefox"に変えるとよいでしょう。
ラベルは他と同様、部分一致で判定するため、
指定された名称が一部含まれていればターゲット対象として正しく認識されます。

他にもFirefoxのホームボタンを判別するなど、アプリケーションの特定の部品がターゲットに指定できます。

これで何が新しく出来るようになるのでしょうか?
タスクバーのボタンとFirefoxのホームボタンを例に具体例を挙げてみます。




例1 右クリックで最小化されたエクスプローラの表示と所定の位置への移動・リサイズを同時に行う


タスクバーボタンは通常、右クリックでコンテキストメニューが表示されますが、
LayoutWindowのように1回の操作でいつも使う位置・サイズへエクスプローラを復帰させるため
上記のコマンドを指定します。
なお各コマンドを確実に実行させるため、「待ち時間」に10ms程度指定し、実行間隔を少し空けます。

エクスプローラが最小化している状態で、タスクバー上のエクスプローラボタンを右クリックすると
一瞬で所定の位置へ表示されることが分かるでしょう。
単なる左クリックでは最小化前の状態に復帰するだけですが、
右クリックではお気に入りの位置・サイズに戻るという新たな機能を追加できることが分かるでしょう。


例2 ホームボタンでX1ボタン(第4ボタン)をクリックするとタブが追加されるようにする



これは単純にX1ボタン押下時に「Ctrl+T」を送るだけで済みます。
使用するボタンはRボタンでも構いません。
その場合は本来表示されるコンテキストメニューは表示されずに
指定されたコマンドが実行されます。


例ではボタンを対象に行いましたが、アプリケーションを構成する部品であれば何でも構いません。
ジェスチャーを数多く登録すると、いくつかのジェスチャーを忘れてしまったり
ジェスチャーのバリエーションのネタが尽きて何にしようか悩むことがありますが、
ラベルを使用することでアプリケーション毎の特定の範囲に対するクリックするという
単純で分かり易い新たなジェスチャーを使用することが出来るようになります。

もしくはジェスチャー自体が苦手という方に対して
ちょっとした機能を追加してあげることも可能になります。

ジェスチャーの新たな選択肢として面白い観点ではないでしょうか。

2015.10.12
1.4.0版

・通常のボタンクリックを従来より高速化した

ジェスチャーが発動しない通常のボタンクリックの処理を見直し、高速化を図りました。
それにより右クリック等の反応速度が向上していています。

数十ms単位での時間短縮なので、体感できる方は一部のコアユーザぐらいだろうとは思いますが、
少なくとも従来より性能が良くなっています。

2015.08.08
1.3.9版

・リモートデスクトップ接続時にジェスチャーが効かなくなる問題を修正

Windows10のPCへリモートデスクトップ接続、または切断時に
接続先で動作しているマウ筋Liteのジェスチャーが効かなくなる問題がありました。

これは使用しているPC環境によって発生しない場合があるのですが、
発生する場合は高確率で起きていました。

そこでWin10の仕様に合わせて環境に関わらず発生しないようにしました。



2015.05.09
1.3.8版

・x64版を終了しても、関連DLLが解放されず削除できない問題を修正

x86版では起きないのですが、x64版のみ起きる問題であり、
アップグレード時に毎回悩まされていた問題でした。

従来はOS起動時にマウ筋Lite x64版を起動しないようにしてから
再起動後に削除する対処か、そもそもx86版のみ使用する回避方法の
どちらかを採るしかありませんでしたが、
本版からDLLを確実に解放するように改善したため、x64版を終了直後にアップグレード可能になりました。




・ターゲット設定の継承、アクション設定の対象ターゲット、コマンド設定の対象のリストを
高DPI環境に対応させた

上記リストはスケーリングに対応していなかったため
DPIが拡大される程小さく表示される問題がありましたが、
他の項目と同様にスケーリングするようにすることで、
常に一定のデザインが維持されるようにしました。






2015.04.19
1.3.7版

・ターゲット条件に"タイプ"を指定した場合、
対象範囲を示すハイライト枠が正しく表示されない問題を修正

・ディスプレイ設定で項目を150%以上拡大表示する環境(*1)でも上記が正しく動作するようにした

・高DPI環境でターゲットのアイコンが小さく表示される問題を修正

アイコンのサイズは変わらないため、拡大率が大きくなるほど小さく表示される問題がありましたが
アイコンも拡大率に合わせて表示するようにしました。
4Kなどの高解像度環境でも従来と変わらない見やすさで使用することが可能になりました。

以下はディスプレイ設定で項目を150%に拡大した例

対処前:(1.3.6版以前)


対処後:(1.3.7版以降)



"タイプ"について:

ターゲット条件の"タイプ"は、1.1.0版から実装した
ジェスチャー用判定条件の1つです。
ファイル→クラスまたはID→タイプの順にハイライト枠の範囲が詳細化されます。

実際に"タイプ"でウィンドウを指定すると、「タブ」や「ツールバー」など
ウィンドウを構成する部品単位でジェスチャーの対象範囲を絞り込むことが可能です。

通常は"ファイル"または"クラス"で十分なのですが、
より細かい指定を行いたい場合は"タイプ"が便利です。
例えば、ブラウザのタブ上でジェスチャーを行うと
新規タブを開いたり、逆に閉じたりする機能を追加したい場合です。

ブラウザによってはサードパーティのプラグインによって実現できたりしますが、
マウ筋Lteを使用することで特別な準備をしなくても
全ブラウザで共通の操作が可能になります。

タブ以外にもボタン、メニュー項目、メニューバー、リンクなど多くの種類がありますので
"タイプ"を使うことでジェスチャーの幅が広がることでしょう。




*1


2015.04.12
1.3.6版

・フルHDを越える高解像度環境でケースによっては
 .ジェスチャー対象アプリケーションが正しく判断できない問題を修正
・フルHDを越える高解像度環境でケースによっては
 ウィンドウ取得時のウィンドウ枠がずれて表示される問題を修正
・windows8で稀にマウスの監視が解除され、ジェスチャーが行えなくなる問題を修正

2015.04.11
1.3.5版

・ターゲット設定画面のターゲットアイコンでアプリケーションを選択時に
マウスカーソルの移動が極端に遅くなる問題があったが、
ウィンドウ枠の描写方式に影響を受けていることが原因であったため
描写を高速化することで、改善した。

・「マウス・キー入力イベント」のイベント実行間隔のデフォルト値を「20」msに変更
10msでは間隔が短すぎて反応しないアプリケーションが存在したため、20msに変更しました。


その他:
「Excel」で拡大・縮小のジェスチャーを行う方法

1.3.4版でマウスホイールの回転をコマンドに追加したため、
Ctrlを押下しながらホイールを回すアクションを行うと
拡大・縮小表示が行えるようになりました。
例えば、ウェブブラウザ全般、Word、PowerPoint等です。

通常はその動作をアクションに登録するだけで良いのですが、
Excelに対しては工夫が必要になります。

それはホイール回転コマンド指定時に「特殊なキー送信を行う」オプションを有効にすることです。
Excel以外にも効かないアプリケーションがある場合は、このオプションを試してみると良いでしょう。



2015.03.07
1.3.4版
・マウスホイールの回転をコマンド画面の「キーを送る」で指定可能にした

「Ctrl + マウスホイール」の操作で表示の拡大・縮小が可能なアプリケーションは
WEBブラウザ系や開発系ツールで多くあります。
しかし常に同じというわけではなく、「Ctrl+Shift+ホイール」など異なる場合もあります。

異なるアプリケーションを同じ動作で操作可能にするため
マウスホイールの操作をコマンドでサポートするようにしました。

キーリストの末尾にホイールアップとホイールダウン、
「mouse wheel up」、「mouse wheel down」が追加されています。



例えばFirefoxを「Ctrl + マウスホイール」で操作する場合は
次のようなコマンドを登録します。
アクションは片手で操作するようにするため"Rボタン + ホイールアップ"にしています。
これは拡大表示の例であり、縮小表示する場合は
「mouse wheel up」を「mouse wheel down」に変更したコマンドを登録します。
( "Google Chrome"系の派生ブラウザの場合、ホイールコマンドが動作しないことがあります。
その場合「特殊なキー送信を行う」を有効にすると解消されるケースがあります。)

もしアプリケーション全般で使用したい場合はターゲット「Default」へ登録すると良いでしょう。

なお、動作を確認する前にマウス・キー入力イベントのイベント実行間隔(*1)を
10msに変更することを推奨します。
理由は後述の「マウス・キー入力イベントのイベント実行間隔のデフォルト値を「10」msに変更」項を
参照してください。

*1
設定→マウス感度の設定→マウス・キー入力イベント→イベント実行間隔




・マウス・キー入力イベントのイベント実行間隔のデフォルト値を「10」msに変更

従来のデフォルト値は「50」msでしたが、
先に述べた「Ctrl + マウスホイール」ジェスチャを行うと
一部のアプリケーション(例えば"Visual Studio")で拡大・縮小の動作が遅いことを確認しました。

これは入力イベントのイベント実行間隔が長いためであり、
10msに変更することでリアルタイムに動作するようになります。

そのため、既にマウ筋Lを使用されている場合は「10」msに変更することを推奨します。
(もしそれで不具合があるようならば元に戻してください。
確認した限りでは特に問題は発生しておりません。)



2015.02.22
1.3.3版

・アクション画面の対象ターゲットコンボボックスのアイコン表記を
ターゲット画面と同様にして、表示を統一した

アクション画面のアイコンがターゲット画面のアイコンと異なり、
多少変形して表示されていましたが、ターゲット画面と同じになるよう修正しました。


・スタートアップ起動オプション(*1)が機能しないケースを修正

起動オプションはオプションを有効化したPCでは機能しますが、
設定ファイル別PCへコピーした場合は機能しない問題があったため
設定をコピーしても機能するようにしました。

*1
メニューの設定→その他→システム起動時に自動起動する
2015.01.17
1.3.2版

・マウ筋Lite経由のシングルクリックがダブルクリックと誤解される問題を修正
マウスの挙動を監視する特定のソフトウェアで
Lite経由のマウスボタン1回クリックを2回クリックされたと判断するケースを確認したため
他のソフトウェアでも適切に解釈可能なように処理を改善した。

・ボタンクリックの反応速度を向上させた
上記の問題見直し時に、ボタン処理の最適化も行い速度向上を図りました。

・コーナーマウスの動作をオリジナルのマウ筋と同様になるように修正
オリジナルではアクティブなウィンドウをターゲットとして判定しているが、
Liteではマウスカーソル直下のウィンドウを使用していたため、
ターゲットのアプリケーションが画面端に接していない箇所では
コーナーマウスが効かず機能ダウンしていました。
本版で修正し、従来のコーナーマウス全機能が使用可能になりました。

2015.01.12
1.3.1版
・ターゲットリストのアイコン表示方法を統一した
2015.01.08
1.3.0版
・DirectXを使用した一部のアプリケーションでRボタンが反応しづらい問題を修正

・ジェスチャータイムアウト発生後にボタンがロックされる問題を修正(1.2.9版のみ発生)

2015.01.07
1.2.9版

・DirectXを使用した一部のアプリケーションでジェスチャーの反応が鈍くなる問題を修正

 DirectXを使用した一部のアプリケーションでは
 ジェスチャーをゆるやかに行わないと反応しないケースがあったため、
 素早くジェスチャーを行っても反応するようにしました。

・DirectXを使用した一部のアプリケーションでLボタンが反応しづらい問題を修正

・一部のアプリケーションで単純なシングルクリックを行うと
 ボタンのUpが2回行われる問題を修正

2015.01.05
1.2.8版

前版の対処とは異なる箇所で同様の現象が発生する問題を修正

2015.01.04
1.2.7版

・PCの性能に影響されず、不用意に発生するボタンアップ問題を解決した

"マウスメッセージを横取りする"が有効であるターゲットに対して
正しくジェスチャーが発動した後に、
時々コンテキストメニュー(右ボタンUp)が表示されたり
ブラウザバック(X1ボタンUp)が発生する問題がありました。

これはPCの性能によって頻度が異なり、前版では問題を軽減する策を施しましたが
問題の根本的な原因が判明したため、本版にて解決しました。

(マシン性能依存の問題は解決しましたが、
当然、全てのソフトウェアについて言及できる
他のソフトウェアの干渉による問題までは防ぐことが出来ません。)


- Q&A出張版 -

重要な事項であるため、履歴にて説明します。
上記問題の解析中に、x64版では右クリックが発生しずらい現象を確認しました。
この原因はマウ筋Lite自体にあるのではなく、
セキュリティソフト(アンチウィルスソフト等)がマウ筋Liteに干渉していたことが原因でした。

セキュリティソフトは一般的に他のソフトウェアのファイル構造や起動直後だけでなく、
起動後の動作も常に監視します。
監視は常にマウ筋Liteの挙動に割り込み、影響を与えるため
意図しない問題が発生することがあります。

監視対象からマウ筋Liteを除外することで問題は発生しなくなったことから
干渉が原因であったと判断します。
(当方が確認した限り、何故かx86版は除外しなくても問題は発生しませんでしたが、
これも利用環境による程度の差はあると思われます)


セキュリティに関することであるため自己責任になりますが、
もし同様の問題が発生している場合は同様に試すことで解決する可能性があります。


2014.12.24
1.2.6版

・Windows8 x64環境でx64版を使用可能にした

上記環境ではx64版のマウ筋Liteが設定画面を表示時に
異常終了する問題があったため、常にx86版が起動するようにしていましたが
原因を解消できたためx64版も起動可能にしました。




・OSの環境に関わらずx86、x64版のどちらでも使用可能にした

OSがx64環境の場合は常にx64版を起動するようにしていましたが
x86、x64版のどちらでも使用可能にしました。
(機能的にはいずれも差異はありません)
起動している版はバージョン情報で確認できます。


・利用環境によってジェスチャーが正しく発動しない問題を改善した

一部の環境では一定の割合で
ジェスチャー実施後に不要なコンテキストメニューが表示されたり
ジェスチャー自体が発動しなくなる問題がありましたが
そのような問題が起きにくい対処を施しました。

2014.11.28

1.2.5版
・ターゲット設定のタイトルの検索条件に正規表現が選べるパターンマッチを追加した



従来は指定された文字がタイトルに含まれていることが条件の部分一致を行っていましたが、
詳細な条件が指定できるように正規表現を導入しました。
正規表現はパターンマッチ オプションを有効にすることで使用可能になります。

これは利用ケースによってタイトル名が変化し、
それに応じてジェスチャーの結果を変えたい場合に有効です。

例えば、「VLCメディアプレイヤー」は再生するファイル名がタイトルに付与されますが、
この仕様を利用して再生メディアによっては
同じジェスチャーでも異なる効果を与えることが出来ます。




具体的には同じアプリケーションへ同じジェスチャーを行っても
音楽(mp3、flacファイル等)を再生する場合はウィンドウを最小化する、
一方動画(mp4、mkv等)を再生する場合は指定のサイズに変更かつ画面中央へ表示、
といったようなことが可能です。




では実際にパターンマッチを使用してみましょう。
音楽ファイルの拡張子をmp3、flacとすると、
どちらかが使用されている場合は音楽であると判定させる必要があります。

その場合の正規表現の一例は
【(.*)(mp3|flac) - VLCメディアプレイヤー】、となります。

同様に動画の場合は
【(.*)(mp4|avi) - VLCメディアプレイヤー】、となります。
なお正規表現の書き方は無数にあり、【\.(mp4|avi)】と書いても上記と同じ結果になります。



分かり易く簡潔な方法で記述すると良いでしょう。


2014.07.24
1.2.4版

・ユニコード表記の斜め矢印を表示可能にした
・メインウィンドウが非表示時に終了すると、位置・サイズ情報が初期化される問題を修正

斜め矢印は「┌、┐、└、┘」で表記していましたが、視覚的に分かり易い型式に変更しました。
ナビ、メイン画面、アクション設定画面では次のように表現されます。



ナビ表示:




画面表示:




2014.07.23
1.2.3版

・メインウィンドウをリサイズ可能にした
・前回終了時のウィンドウサイズを記憶するようにした
・システムアイコン、最小、最大、クローズボタンを追加した


リサイズ後のウィンドウ例:

2014.05.29
1.2.2版

・ターゲットの設定の「その他の領域」で項目を選択後、OKボタンを押下しても
 ターゲットの保存が出来ない問題を修正

・ターゲットの設定の「その他の領域」で項目を選択すると、以下が自動的に行われるようにした
 1.項目が「デスクトップ」の場合、クラス・タイトル・タイプ・IDを初期化。
  「ターゲット条件」はファイルのみ有効化。
  項目が「デスクトップ」以外の場合、ファイル・タイトル・タイプ・IDを初期化。
  「ターゲット条件」はクラスのみ有効化。
 2.選択した項目名が自動的に「コメント」に表示されるようにした

2014.04.05
1.2.1版

・マウスジェスチャーを備えたWEBブラウザと共存可能にした (Sleipnir対応)

一般的にWEBブラウザにはデフォルトでマウスジェスチャーを備えていないものが多いですが、
マウ筋Liteでジェスチャー機能を実現することが出来ます。
ただブラウザの中にはデフォルトでジェスチャーを実装しているものがあり、
代表的なものとして「Sleipnir」が挙げられます。同じ機能を持つアプリケーションが働く場合、
どちらかが優先して動作しますが、マウ筋Liteが常駐している場合は基本的にこちらが優先されます。

しかし、以前からマウ筋Liteが常駐している状態でもSleipnirのジェスチャーを使用したいという
問い合わせがあったことと、技術的な観点から興味が湧いたので対応してみることにしました。

Sleipnirのジェスチャーを優先する場合は、ターゲット設定でSleipnirを登録後、
継承で「継承しない」を指定、「マウスメッセージを横取りする」は無効化します。
手順は以上です。





動作確認してみましょう。
事前にカスタマイズ画面で「旧マウスジェスチャー」を有効にした状態で、
デフォルトのジェスチャー「↑↓(Refresh)」を実行すると、左下にジェスチャー候補が表示されて
画面の更新が行われます。

このとき、マウ筋Liteのジェスチャーは発動していません。
もし、マウ筋Liteのジェスチャーを優先したい場合は継承で「継承しない」以外、
例えば「Default」を指定、「マウスメッセージを横取りする」を有効化します。




・ターゲット設定のターゲット条件で無効(チェックボックスオフ)にされた項目の情報は
 クリアされるようにした

従来は条件変更時に値自体を手動で消す必要がありましたが、
条件の無効化でも各値をクリアするようにしました。




・ターゲット設定に必要な最低限の情報が無い場合は、その旨を表示するようにした



2014.3.28
1.2.0版

・アクション変更時、他に同じアクションが存在する場合は既存のアクションを上書きするようにした

新規に追加したアクションが既に存在する場合、
そのアクションを上書きする機能は既に実現していましたが、変更時も可能にしました。


使用例

アクション「M M」を「Ctrl + M M」に変更時、既に「Ctrl + M M」が存在していた場合は
既存のアクションを上書きして、


どのアクションが上書きされたのかが分かるように自動的にフォーカスが当たります。



2014.3.09
1.1.9版

スタートアップ起動用オプション「システム起動時に自動起動する」をメニュー(設定→その他)に追加

 Windows8ではスタートメニューが無いため、スタートアップに登録する方法が通常分かりません。
 詳しい方ならばエクスプローラからスタートアップフォルダを探せるでしょうが、それでも面倒です。
 この問題を解決するため、自動起動するスタートアップ機能を追加しました。
 これで簡単に自動起動するようになります。




・コマンド「マウスカーソル位置変更」にデスクトップ画面の指定位置へ移動可能にする
 オプション「絶対値で指定」
を追加

 「マウスカーソル位置変更」は対象アプリケーション内の指定された座標、すなわち相対座標に移動する機能です。そのため、デスクトップ画面全体の特定の位置に移動したい場合はターゲットに"デスクトップ"を追加し、「マウスカーソル位置変更」コマンドの対象ウィンドウに"デスクトップを指定するという手間が必要でした。
 そこで簡単に指定した場所に移動可能にするため、オプション「絶対値で指定」を用意しました。
 このオプションを有効にすると、従来は相対座標だった"横"、"縦"の数値が、絶対座標で表示されるようになるため、どこへマウスカーソルが移動するのかが直感的に分かるようになります。 



 使用例としては、スタートメニューを表示し、よく使用するアイテムの位置へカーソルを移動させる、なんてこともできます。
 改めて使ってみると、便利な機能だと思います。というのは今後は画面の解像度が倍々的に広くなるため、、カーソルの移動量が従来より多くなります。そんなとき、よく使用するアイテムの定位置へジェスチャー1つで移動できるようになるというのはかなり効率が良いのではないでしょうか?
カーソル移動系アプリの多くはキーボードによるホットキー指定ですが、マウス1つでこなせるというのも良いものです。


2014.2.17

1.1.8版

・スプラッシュスクリーンが一定期間内に自動的に消えない問題を修正

 "設定→スプラッシュスクリーンを表示"オプションが有効時、マウ筋Liteを起動するとスプラッシュスクリーンが表示されるが、常に表示されたままになる問題を修正

・デフォルトの設定ファイル(MauSuji.ini)が無い場合に、サンプル設定ファイル(MauSuji_sample.ini)をロードするようにした

 従来、初回インストール時は設定が全てデフォルトであり、ターゲット設定等は空であるため、使用方法が分かりにくい状況でした。
そこで導入の手助けとするため、ターゲットやアクション等の具体的な設定例を実際に使用できるようにしました。 
 
サンプル設定ファイルをロードした画面


2014.1.13

1.1.7版

・コマンド設定のキーにWindowsキーが単独で指定された場合、同キーがロックされる問題を修正

2014.1.2

1.1.6版

・コマンド「キーを送る」でキーを送っても反応しないアプリケーションに対してキーが送れるようにする
 キー送信用新オプション「特殊なキー送信を行う」を実装


コマンド「キーを送る」でショートカットを実行しても対象アプリケーションが反応しない特殊なケースがあります。
例えば非アクティブ状態のFirefoxやアクティブ状態のWinampのビデオウィンドウなどです。

そのような場合、オプション「特殊なキー送信を行う」を有効にすることで、アプリケーションがキー送信に反応する可能性が高くなります。少なくとも例に挙げた効かないケースが効くようになります。

具体例にWinampを挙げてみましょう。
1.1.0版以降からウィンドウがアクティブ・非アクティブに関わらず、Winampのビデオウィンドウに対して"Space"キーによる一時停止、"Alt + V"キーによるビデオウィンドウを閉じるは問題なく効くようになりましたが、「Ctrl + A」キーによる常に手前に表示は効きませんでした。
1,1,6版からはそのような特殊なケースにも対応し、次のようにオプション「特殊なキー送信を行う」を有効化することで効くようになりました。



2013.12.25

・コマンド「キーを送る」でキーを送っても反応しないアプリケーションに対してキーを受け取らせる
 キー送信用新オプション「特殊なキー送信を行う」

 来年リリース予定

2013.12.18

1.1.4版

・ウィンドウタイトル名が非常に長いアプリケーションに対してジェスチャーを行うと、異常終了する問題を修正

2013.12.13

1.1.3版

・デスクトップへのジェスチャー実行時にデスクトップが非アクティブである場合は、
 コマンド「キーを送る」が機能しない問題を修正
・Lボタンがロック(押下された状態)され、
 再度Lボタンをクリックしないとジェスチャーが実行できなくなるケースを修正

2013.12.06

1.1.2版

・Windows8 x64版でメイン画面を表示すると異常終了する問題を修正
・Windows8でターゲットリストに表示されるアイコンの透過部分が黒く表示される問題を修正
・WindowsXP、7でターゲットリストに表示されるアイコンが一部欠けて表示される問題を修正
・ターゲットリストの「常にスクロール可能にする」を元の「非アクティブ時にスクロール」機能に戻した。
・「管理者権限で起動する」オプションがx86版では機能しない問題を修正
・「タブをホイール回転で切り替える」機能を無効化
・「スクロールを監視する」オプションを有効化




2013.12.03

1.1.1版

・デスクトップにフォーカスが無い状態で、デスクトップに対するジェスチャーが実行されない問題を修正

・コマンド「ウィンドウ表示方法変更」に表示方法「すべて最小化/元に戻す」を追加
 全ウィンドウを一括で最小化を行い、再度実行すると最小化されたウィンドウを元に戻します。
 一時的に全ウィンドウを消してデスクトップのみ表示したい場合に有用です。



2013.11.24

1.1.0版

・コマンド設定の「キーを送る」、「キーを押し続ける」、「キーを離す」選択時、
 任意の対象ターゲットを選択可能にした
・コマンド設定の「キーを送る」、「キーを押し続ける」、「キーを離す」の情報は、
 対象ターゲットのウィンドウ状態がアクティブまたは非アクティブに関わらず送られるようにした
・ターゲット設定にクラスの意味を判別する「タイプ」を追加した

・標準のタブコントロールをスクロール可能にした
・コマンド「実行ファイルのフォルダを開く」を追加


今回の主な変更は
「キー情報を自由に送れるようにする」、「ターゲット条件をより細かく指定可能にする」であり、
マウ筋Liteをさらに汎用的にするための改良です。
この改良により何が可能になったのかは、次項から具体的な例を挙げて説明します。

その他、かざぐるマウスに任せていた機能の一部、「標準のタブコントロールをスクロール」、
「実行ファイルのフォルダを開く」を実装しました。

「実行ファイルのフォルダを開く」には任意のファイラーを指定することができます。
指定しない場合はフォルダに関連付けられたOS標準のファイラー
(通常はエクスプローラ)が使用されます。

図のコマンドラインオプションの"%1"は実行ファイルの実行フォルダパスを意味します。
使用するファイラーの仕様に合わせてコマンドラインオプションをカスタマイズしてください。




利用方法の具体例

@ホイールでタブを切り替える

アクティブ・非アクティブに関わらず、ホイールでタブを切り替えられるようにします。

T.標準タブ
OSのシステムのプロパティ画面で使用されている標準的なタブのことです。
デフォルトで有効であるため特別な設定は不要ですが、既に他のアプリケーションに任せている場合は、
メニューで無効化してください。 
(無効にしないと切り替え量が2倍になり、意図しない動作になります)




U.WEBブラウザのタブを切り替える
 ・Chrome…タブ領域のクラス(Chrome_WidgetWin_1)に対して切り替え用のショートカットキー
 「Ctrl + Tab」、「Ctrl + Shift + Tab」を送るコマンドをマウスホイールのアクションに登録する。
 非アクティブウィンドウにもキーを送ることが1.1.0版から可能であるため、
 この設定だけでタブ切り替えが可能になります。




 ・Firefox…タブ切り替え機能を持つプラグインと
  1.0.9版から導入されたアクティブ・非アクティブに関わらずホイールを行う機能の組み合わせで
  タブ切り替えが可能になります。


Aバックグラウンドで再生しているメディアプレイヤーをアクティブにせず、一時停止・次のトラックを再生などの再生制御を行う

メディアプレイヤーMPC-BEを例に説明します。
MPC-BEを含め、メジャーなメディアプレイヤーは大抵、
再生制御用のショートカットが備わっているので、
マウ筋Liteを使用して"再生/一時停止"を行ってみます。


MPC-BE用のターゲットのコマンド設定でコマンドに「キーを送る」、キーに「Space」、
対象に「アクション開始ウィンドウ」を登録します。
あとはお好みで指定したジェスチャーをバックグランドで動作している
MPC-BEに対して行うだけで再生が制御できます。

さらに任意のターゲットに対してキー送信コマンドを実行できるようになったため、
メディアプレイヤーへカーソルを移動することなく制御することも出来ます。

例えばMicrosoft Wordで文書を作成中に、文書作成領域に対して「R ←」ジェスチャーを行い、
見えない状態状態(他のウィンドウの後ろにある、または最小化)のWinampへ
再生制御を行うことが可能です。

すなわち、メインの画面はそのままで一切画面を切り替えずに
音楽の一時停止・再生・次の曲を再生する等という他に類を見ない操作が実現できるのです。

実際の設定例



BWEBブラウザに新しい機能を追加する

Google Chromeを例に説明します。
タブをX1ボタンでクリックしたら、新しいタブを表示するという機能を追加してみます。

ターゲット設定でファイル、タイプにチェックを入れて、ファインダーアイコンを
Chromeのタブへドラッグすると、図 B-1ように登録されます。
次にアクション、コマンドを図 B-2のように設定します。

図 B-1 図 B-2

これで準備完了です。それでは動作確認をしてみましょう。
Chromeのタブ上でX1ボタンを押下すると、新規のタブが追加されるようになります。
一方、タブ以外の場所でX1ボタンを押下しても新規のタブは追加されません。
これはマウ筋Liteがクリックされた位置にタブがあるかどうかを判断しているからです。

本例ではシングルクリックのジェスチャーを紹介しましたが、
当然通常のジェスチャー(ボタン押下しながらカーソル移動、ロッカージェスチャー)も使用可能です。


ジェスチャー実施前 ジェスチャー実施後


※ Microsoft Wordは米国Microsoft Corporationの登録商標です。
  その他掲載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。



2013.11.11

1.0.9版
・"非アクティブでもスクロール"の名称を"常にスクロール可能にする"に変更し、非アクティブウィンドウだけでなく、アクティブウィンドウもスクロール可能とした。

アクティブウィンドウはスクロール可能ではないのか?と思われるかもしれませんが、Windows標準の機能では「フォーカスがあるコントロール」がスクロール可能なのです。
そのため、アクティブなウィンドウでもフォーカスが無いとスクロールできません。
例えばエクスプローラで左右のウィンドウをスクロールバーが表示された状態にして、マウスホイールを動かしてみると、フォーカスがあるウィンドウしかスクロールしないことが分かるでしょう。

この機能は他のソフトウェアに任せていたのですが、残念なことに公開が終了されたため、マウ筋Liteで対応することにしました。

2013.11.09

1.0.8版

・ターゲット追加ウィンドウ表示時にDefault設定を引き継がないようにしていたが、引き継ぐように変更
・"非アクティブでもスクロール"が機能しない問題を修正
・"フリースクロール"が機能しない問題を修正
・"ホイール回転でアクティブ"が機能しない問題を修正
・コマンド設定画面で必要な入力項目が自動的にフォーカスされるようにした
・ターゲット設定の条件"タイトル"が効かないケースを修正

"どこでもスクロール"を普段使用しているため、"フリースクロール"は使う機会がなかったのですが、使ってみるとこれはこれで便利だと認識を改めました。

"フリースクロール"を有効にすると、スクロールがあるウィンドウ上でホイールを下に1回動かした後にマウス自体を上下に移動するとスクロールがマウスの動きに合わせて上下します。
その間、マウスカーソル自体は移動しませんが、マウスの任意のボタンを押したり、ホイールを再度1回動かすと"フリースクロール"は終了します。

スクロールのためにホイールを何度も回したり、"どこでもドラッグ"のようにジェスチャーを維持(ボタンを押し続ける)という労力無しでスクロールできるのは意外に感動ものです。

ただ、従来どおりにホイールを回し続ける方が慣れており、ときどき"フリースクロール"のような動きをさせたいという状況があるならば、"どこでもスクロール"を使用すると良いでしょう。


2013.10.04
 


・ターゲット設定の条件に、"タイトル"を追加
 ウィンドウのタイトル名は部分一致で判定されます。
 例えば"鑑これ"という文字を指定すると、"鑑これ"という文字が含まれてているタイトルがマッチします。 



・コマンド ウィンドウ表示方法変更に"最背面へ移動"を追加

・マウ筋ナビにターゲットのコメントが表示されるようにした


ターゲット条件はファイル、クラス、クラスIDで十分と考えていましたが、
ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」をプレイ中に、意図せずにウィンドウを閉じるジェスチャーが発動してしまった反省(?)から、ウィンドウのタイトル名による判別も必要と考え、ターゲット条件にタイトルを追加しました。
ついでに艦娘のスナップショットを好きな画像ビュワーで壁紙ライクに表示するため、新規コマンド"最背面へ移動"を追加しました。


2013.09.22

1.0.6版

・アクションを削除すると、ターゲットと同様に削除した位置にカーソルが止まるようにした
・アクションを追加すると、新たに追加したアクションが分かるよう自動的に選択されるようにした

・既に同じアクションがある場合は、そのアクションを更新するか選択可能にした

・"どこでもドラッグ"を修飾キー+Lボタンの組み合わせで行うと、ボタンを離してもドラッグが継続される問題を修正


変更内容は主にアクションリストの操作性の改善です。

アクションが複数登録されている場合、従来はアクションを追加すると追加したアクションがどれで、リストのどこの位置にあるのかを捜す必要がありました。また削除する度にカーソルの選択状態が解除されるために、連続して削除したい場合には毎回元のリストの位置を捜す必要がありました。
さらに既に登録済みのアクションがあっても登録できたため、新たに登録した方がジェスチャーとして実行されるかどうかは不明な状況であり、重複を防ぐために予め登録済みかどうかを調べる必要がありました。

このような手間を省くため、追加、削除時には何を追加したのか?、どこの位置のアクションを削除したのか?、追加するアクションは既に登録されているのか?、が分かるようにしました。
そして、既に登録されている場合は既存のアクションの方を更新できるようにして、わざわざ既存のアクションの設定を開き直す手間を省くようにしました。

以上の改善により、アクションの操作が大分快適になったと思います。

13/09/16
1.0.5版

・「管理者権限で起動する」オプションを追加し、管理者権限でスタートアップ起動を可能にした
 (オプションは"メニュー →設定→その他"に追加。
 Windows7以降で使用可能)



マウ筋LiteはWindows7までは特に管理者権限を必要とする契機はありませんでしたが、Windows8以降はセキュリティが強化されたため、通常の操作にも必要とされる場面があります。
それはWindows8への移行と課題で触れていますが、「マウ筋Liteのジェスチャーが"コンピュータの管理"や"タスクマネージャ"に効かない」場面です。
この問題は一部のウィンドウは管理者権限が無いと操作できない仕様に変更されたことが原因です。

管理者権限で起動する(プログラムのプロパティ→互換性→管理者としてこのプログラムを実行する を有効化)と、確かに操作できなかったウィンドウが操作可能にはなりますが、これを行うと別の問題が発生します。
スタートアップに登録したマウ筋Liteが起動できないという問題です。
これは管理者権限が付与されたプログラムはスタートアップで起動できないというOSの仕様が原因です。

さて、"管理者権限を必要とする常駐プログラムをスタートアップで起動できない"というのは非常に不便です。
回避策としてタスクスケジューラを利用する方法もあるのですが、もっと簡単な方法で解決したいものです。

そこで、管理者権限でスタートアップ起動を可能にする「管理者権限で起動する」オプションを追加しました!
このオプションを有効にして、スタートアップに登録すると、OS起動時に自動的に起動できるようになります。
早速起動してみましょう。

はい、お馴染みのユーザアカウント制御の確認画面が表示されましたね。
"はい"を選ぶことで管理者権限で起動できるようになりました。




では、さっそく動作確認をしてみましょう。
タスクマネージャを例にとると、一般権限では操作できなかったウィンドウが、今度は自由に操作できるようになりました!
"どこでもドラッグ"でウィンドウを移動したり、最小化、閉じるなどのジェスチャーも全て効きます。




ところで、毎回ユーザアカウント制御の確認画面が表示されるのは面倒ではありませんか?
表示されないようにする方法は、次の手順で実現できます。
(ここから先はセキュリティレベルを下げる行為なので、意味がよく分からない方は実施しない方がよいでしょう)
コントロールパネル→ユーザー アカウント→ユーザー アカウント制御設定の変更 画面にて、
スライダーバーを最下部へ移動し、OKボタンを押す。



これを行うことで、マウ筋LiteはWIndowsXP以前のようにスタートアップから普通に起動されるようになります。

管理者権限で起動しているかどうかは、バージョン情報画面で確認できます。
管理者権限で起動している場合は"(特権起動)"という表記が右側に表示されます。



マニュアルのよくある質問のNo1ではジェスチャーが効かないアプリケーションについて解説していますが、スタートアップで起動できない問題については他の方法でしか解決できませんでした。
これはマウ筋Lite単体で解決できないかずっと気になっていましたが、本バージョンででようやく解消することが出来ました。

13/08/10
1.0.4版
・表示フォントサイズを変更すると、フォントサイズによっては不要な横スクロールバーがターゲットリストとアクションリストとコマンドリストに表示される問題を修正した。


13/07/19
1.0.3版
・アクションの編集画面を表示すると指定したアクションではなく、1番目か2番目のアクションが表示されてしまう問題を修正した。

13/07/17
1.0.2版

・マウ筋Liteの画面表示に使用するフォントおよびサイズを指定可能にした。

昨今のノートPCは物理的な画面サイズに関わらずフルHD以上の解像度を搭載するものが増えてきました。Windows8では解像度が上がっても表示するサイズを一定にすることで、解像度が上がるほど精巧な表示が可能にする機能があるようですが、それは従来のデスクトップアプリケーションには当てはまりません。
一応、画面の文字サイズを大きくすることでアプリケーションを大きく表示することは可能なのですが、文字が途切れたり、画面がずれたりと意図したように綺麗な表示にならないことが多いのです。
さらに全部のアプリケーションが影響を受けるため、特定のものだけを大きくすることはできません。また逆に一部を除外することもできません。

マウ筋Liteは比較的設定項目が多く、もう少し大きい方が見やすいと思うことがありましたので、大きく表示する機能を独自に用意しました。メニューの"設定→表示フォントの変更"から設定画面を呼び出せます。
サイズだけでなくフォント種別も指定可能にしています。指定可能なフォントはOSに搭載されており、かつマウ筋Liteで正常に表示出来ることを確認したもののみリストに表示するようにしています。

オリジナルのフォントサイズは"9"ですが、例えば少し大きくして"12"を指定すると、以下のように文字と共に画面サイズも変わり、見やすくなるかと思います。(


13/07/08
Windows 8.1対応

Windows 8.1 Preview版での動作検証を行ってみました。

結論を言うと問題なく動作したのですが次の現象に遭遇しました。
Preview版インストール直後にマウ筋Liteを起動し、メイン画面上にカーソルを移動すると異常終了が発生。原因が分からず、とりあえずOSを再起動させたら、今度は正常に動作しました。
OS自体が正式版では無いためなのか分かりませんが、似たような状況に遭遇したら、まずはOS再起動をお勧めします。

正式版がリリースされたら、念のため再度検証を行う予定です。

13/07/07
WindowsXPサポートの終了について

来年の4月にロングセラーのOS、WindowsXPのサポートが切れます。
その対応として7や8への移行に忙しい時期ではありますが、その影響なのか
最近はマウ筋Liteへ移行される方が多くなっていると感じます。
応援頂きありがとうございます。

マウ筋Liteは今まで様々な改良を行ってきていますが、それは私一人の力だけではありません。というのは追加した機能の中にはユーザーからの要望で実現したものが少なくないからです。
例えば0.9.4版で実装した「マウスボタンの左右入れ替え対応」です。
左利きの方からの要望で、熱心なお話に心を動かされ実現させました。

他にも様々な方から要望や意見を頂いており、今後の開発に非常に参考になっております。
どこまで対応できるか分かりませんが、実現の可能性があり、且つ私も実現したいと思うようなことは継続して実現していきたいと思います。

13/06/05
1.0.1版

・ファインダーアイコンでアプリケーションのウィンドウを選択すると、コメントにアプリケーションの説明を自動的に表示するようにした

 アイコンと実行ファイル名からある程度何のアプリケーションなのかは判別できますが、数が増えると難しくなります。コメントへ説明を書くのは良いですが、毎回記載するのは意外に手間でしたので、自動的にアプリケーションの説明を表示するようにしました。
アプリケーションの説明が無い場合は、コメントは空欄になります。



13/05/12
機能・導入方法の両方に世界標準を取り入れました

@
1.0.0版 リリース

日本語版以外のOSに対応しました。
本版で開発当初から目指していた機能・仕様は全て実現されました。

・デフォルトのインストールパスを次のように変更。
 「C:\hide\マウ筋 Lite」→「C:\hide\Mausuji Lite」

 英語OSに対応するため、インストールパスを英語表記に変更しました。
 設定の引き継ぎは設定ファイル"MauSuji.ini"を新しいインストール先にコピーすることで完了します。 

・Windowsの使用言語が日本語以外の場合、以下のケースで表記が文字化けする問題を修正
  T画面が自動的に英語表記となるが、英語表記自体が文字化けする
  Uマウ筋Liteの表示言語を日本語に変更すると、日本語が文字化けする
  V日本語を入力し、設定を保存すると文字化けする

 本版よりOSの使用言語に影響されず、日本語・英語が正常に扱えるようになりました。

・登録可能なターゲット上限数を200から500に変更
 ターゲットの上限数を増加しました。

Aライセンス取得方法にを追加

マウ筋Liteは日本以外での使用も視野に入れていたため、多言語(現状は日本語と英語)に対応しています。
そして購入手段に世界標準の方法が必要であるため、Paypalを利用可能にしました。
具体的な利用方法についてはマニュアル(ヘルプ)の"ライセンス登録方法"ページを参照してください。
ベクターとPaypalの両方に対応しましたが、それぞれに特徴があります。
"ライセンス登録方法"ページに簡単な説明を載せておりますので、都合がよい方を使用してください。

Paypal利用時の最大の特徴として、複数ライセンス購入とそれに応じた価格を導入しました。ベクターでは1回の手続きで1ライセンスとなりますが、Paypalでは複数購入できるため、会社・学校などの団体向けの導入が可能となりました。
そして1回の購入でライセンス数が多いほど単価が下がるため、余裕を考慮した数の導入をお勧めします。

13/04/22
マウ筋Liteの開発方針

マウ筋の使い勝手そのままに、最新OSで当たり前のようにジェスチャーが使えること、その1点のみです。
そしてLiteはオリジナルの良さの延長線上に位置するよう次のような改良をさせてきました。今後もこの方針を継続する予定です。

1.軽い

 常駐しても存在に気づけないほど反応速度が向上しています。
 (13/02/11の"マウ筋 Liteのちょっと良い話"で既に述べております)
 また多くの機能強化を行ってはいますが、オリジナルとほぼ同等のメモリ使用量です。 
 例えばターゲット数が20、アクション数が100程度ならば、1から2MBと非常にコンパクト(ウィンドウ表示時でも3から4MB程度)

2.インターフェースはほぼ同じ
 各アイテムの位置、役割は基本的にオリジナルそのままです。
 アプリケーションのアイコン表示、ドラッグによるターゲット移動、ファインダーによるターゲット登録など、細かな点では改良が行われています。

3.設定ファイルは上位互換
 マウ筋Liteはマウ筋の上位互換であるため、マウ筋で使用していた設定ファイルはそのままLiteで使用可能です。そのため移行は設定ファイル"MauSuji.ini"をLiteのインストールパスにコピーするだけで完了します。

13/04/20
0.9.9版 リリース

・51番目以降のターゲットが表示されない問題を修正
 0.9.7版の一部の対処が原因で発生していました。

・登録可能な総アクション数を1000から2000に変更
 1000で十分と考えていましたが、多くのアクションを使用するケースがあることが分かりましたので、上限数を増やしました。

・試用中における登録可能なターゲット上限数を廃止
 試用中は50に制限していましたが、その制限を廃止しました。
 これで試用中における機能制限は無くなり、利用期限のみとなります。

13/04/12
0.9.8版 リリース

・defaultターゲットをドラッグで移動できる問題を修正
 defaultターゲットと1つ上のターゲットの僅かな隙間でドラッグを行うと、移動不可のはずのdefaultターゲットが移動できてしまう場合があり、移動後はターゲットリストが異常な状態となる。元に戻すには右下のキャンセルボタンを押下する必要がある。

・アクション設定のコメントの自動補完機能は、コメント欄が空欄の状態でコマンドを初めて追加した場合のみ機能するように変更した。
(手動で追加・変更したコメントを自動的に変更されることを防止するため)
13/03/31
0.9.7版 リリース

・ウィンドウ表示コマンドに「タイトルバー非表示(トグル)」を実装
 テキスト入力などで、少しでも作業領域を広げたい場合に有効。
 タイトルバーが無くても、ジェスチャー用のコマンドに代わりとなる「閉じる、最小化、最大化、ウィンドウの移動(どこでもドラッグ)」があるため、操作に支障は無い。
 タイトルを再度表示する場合は「タイトルバー非表示(トグル)」を再度実行する。
・ターゲットのドラッグ中にターゲット名の上にカーソルが無いと移動が出来なかったが、ターゲットリスト上にカーソルが有る限り移動可能にすることで、操作の自由度を向上させた。
・ターゲットウィンドウ選択中にESCキー押下でターゲット設定ウィンドウが閉じるとハイライト表示が残る問題を修正
・「既に起動している場合は設定画面を表示」オプションが機能しなかった問題を修正
 (多重起動時にメイン画面を表示されるようにした)
・その他メニューに「常に前面に表示する」を実装し、ウィンドウ状態を通常と切り替えられるようにした
・アクション画面で追加・変更するコマンドが1つのみの場合は、追加・変更されたコマンドの内容が自動的にコメント欄へ反映されるようにした
・ターゲット移動時の画面のちらつきを軽減した。

13/03/27
0.9.6版 リリース

@ターゲットリストの仕様変更・修正

・アイコンが潰れて表示される問題を修正
・ターゲットはアイコン、もしくは名称をクリックした場合に選択されるように修正
・空白箇所をダブルクリックすると、ターゲットの新規追加画面が表示される従来の仕様に変更
・ターゲットの上下移動ボタンで移動すると、移動中のターゲットが常に見えるようにスクロールも自動的に行われるようにした
・トレイアイコンから復帰時に"Default"ターゲットのアクションは選択されていたが、
"Default"ターゲット自身が見えていなかったので、最初から表示されるようした
・ターゲットをドラッグ&ドロップで移動可能にした。
 また移動時にカーソルが上下端に近づくと、リストが自動的にスクロールされるようにした。
・リストの高さをアイテム2つ分増やした
・ターゲットを新規に追加すると、追加したターゲットが見えるように自動的にスクロールされるようにした。




Aターゲット設定の仕様変更
・"取得"ボタン押下後に取得したいウィンドウを選択する方式であったが、
ファインダーアイコンを対象ウィンドウ上へドラッグする方式に変更した。
また選択中のウィンドウとその位置が視覚的に分かり易いように、ウィンドウをハイライト表示するようにした。






13/03/16
週刊アスキー増刊 「8・7・XPで使える Windows無料ソフト2013」掲載

ソフトウェアの掲載に追加しました。
13/03/02
0.9.5版 リリースしました。

・修飾キーを組み合わせたジェスチャー(Action)の誤判定を修正

 マウスのボタン毎にジェスチャーの登録が行えますが、さらに修飾キー(Ctrl/Shift/Alt/Winキー)を指定することで同じジェスチャーでも修飾キーの組み合わせにより異なるコマンドを実行することができるため、修飾キーはジェスチャーのバリエーションが広がる便利な機能です。
しかし、修飾キーを使用して実行したジェスチャーが未登録のジェスチャーであった場合、修飾キー除いた他のジェスチャーが実行される問題がありました。

具体例を挙げると、次のジェスチャーが登録されている場合、そのジェスチャーを実行することで指定されたコマンドは正常に実行されます。

・M+↑ (コマンド:ウィンドウ最小化)
・[Ctrl]+M+↑ (コマンド:タスクトレイに収納)
・[Shift+Alt]+M+↑ (コマンド:ウィンドウ最大化)

この状況で"[Shift]+M+↑"のように未登録のジェスチャーを実行すると、修飾キーを無視して"M+↑"のジェスチャーであると誤判定していました。
(マウ筋ナビには"[Shift]+M+↑【ウィンドウ最小化】"と、登録ジェスチャーとして表示されます)
本来はジェスチャーとして反応しないことが正しい動きになります。

・デフォルトのインストール先を"c:\hide"配下に変更
これにより管理者権限無しで設定の保存が可能になりました。

・Windows Vista正式対応
 Vistaでの動作確認が取れたため、対応OSとして追加しました。

13/02/11
マウ筋 Liteのちょっと良い話

Liteユーザの皆様こんにちは。試用中の皆様おいでませ ^^
一日何回マウスボタンをクリックしていますか?
今日は知って得した気分になれる(かもしれない)話をしたいと思います。
(少し長くなるので、端的に知りたい場合は末尾の"【結論】"項目だけ見てください)

Lite版はオリジナルと異なる点が多いですが、一番分かりやすいのはwindows7以降のOSに正式対応していることが挙げられるでしょう。
でも実は目に見えない違いがあります。
それはマウスボタンのクリックの反応速度が向上していることです。

マウスジェスチャーはマウスの動作に関与するため、数ミリから数百ミリ秒程度の遅延が発生します。特に意識しなければ体感的には分かりにくいのですが、人によっては「コンテキストメニューの表示が遅くなった」と感じる場合があります。
それは気のせいではなく、実際に遅くなっているケースが多いのではないかと考えます。

それをはっきりと確認する方法があります。(当然ですが、次に述べることは100%再現するとは限りません。PCの使用状況はそれぞれ違うためです。)
試しにオリジナルのマウ筋を起動させた後(Lite版が起動している場合は事前に終了させてください)、エクスプローラやデスクトップ上でコンテキストメニューとマウスカーソルが被らない程度にマウスを少しづつ動かしながら右クリックを連打してみてください。
メニューが表示された後に、即座に次に新しいメニュー表示されなくなったり、または途中まで表示している最中に消されたりする現象が発生するのではないでしょうか。(メニュー表示が鈍くなると表現した方が分かりやすいかもしれません)
そして、マウ筋を終了させた後に同じ事を行ってみると、今度は1クリック毎にメニューが表示される、すなわち表示が早くなる(元の速度に戻る)はずです。
このことからクリックの反応速度に影響することがはっきりと体感できるかと思います。

そして今度はLite版を起動し、同じ事を再度試してみるとどうでしょうか?
おそらく後者の結果となると思います。すなわち、Lite版が起動していても、クリックの反応速度は遅延しません。(厳密には遅延は発生していますが体感できるほどのものではありません)

【結論】
Lite版はオリジナル版より処理速度が向上しています
それも起動していないときと比べて遜色がないほどに。
右クリックに限らず、マウスボタン操作全てにおいて向上させています。(他にも多数のチューニングが施されていますが割愛します)
これは偶然ではなく、そうなるように処理を根本から変えているからです。
僅かな差でも、それが積み重なれば作業効率に与える影響は計りしれません。
13/01/24
0.9.4版 マウスボタンの左右入れ替えに対応

マウスのプロパティ「主と副のボタンを切り替える」を有効にすると、左右のボタンの役割が入れ替わりますが、入れ替えた後もマウ筋Liteのジェスチャーが正常に機能するよう対応しました。
左利きの方でボタンを入れ替えて使用している状況ならば、マウ筋Liteも今版から普段と変わらない操作でご利用になれます。



13/01/23
0.9.3版 64bit化

月末までには公開予定です。

12/12/31
年末のご挨拶

マウ筋Liteをリリースしたのはちょうど1年前でしたが、ここまで進化することになるとは予想外でした。当時の私がこの履歴を読んだらきっと仰天しているに違いありません。
大きな変革の1つであるシェアウェア化については新たなチャレンジではありましたが、予想以上の方々にライセンス登録をしていただけて大変感謝しております。誠にありがとうございました。
さて、感謝の念を込めて2013年初頭には待望の64bit版をリリース予定です。
64bit版でも従来のライセンスはそのまま使えますので、既に登録頂いた方はご安心下さい。

時代の流れは従来のデスクトップスタイルを選ぶのか、それとも新たな環境であるメトロスタイルを選ぶのかはまだ分かりませんが、作者のメインステージは前者なので、これからもより便利に快適になるデスクトップソフトウェアを作成していきたいと思います。


0.9.3版 リリース予定
・64bit(x64)OSネイティブに対応

 64bitOSでは64bitネイティブに対応した版が自動的に起動されるようにしました。32bit版と機能の互換性を維持しつつ、速度面で性能が向上(最大1割程度)しています。なお64bit版で起動している場合はバージョン情報に「x64版」が表示されます。



 また通常は必要ありませんが、万一に備えて64bit版OSでも常に32bit版を利用可能にするオプションを用意しました。指定方法はショートカットのプロパティのリンク先の末尾に半角スペースを開けて「-x86」を追加します。



12/11/13
ライセンスキー登録についての重要なお知らせ

最近、ライセンスキーのお申し込み後、1週間以内にライセンスキーが送付されず、Vector社よりキャンセルの通知が申請者へ送付される問題がありました。
原因は手続きの中で事故が発生し、当方へ申し込みメールが届かなかったことにありました。(なおVector社に問題は無いことを確認しています)

通常、24時間以内にライセンスキーがお手元に届くようにしているのですが、
万一、3日以内にキーが送付されない場合は、お手数ですが当方へご連絡頂くようにお願いいたします。(連絡先アドレスはヘルプのサポートページにございます)
ご連絡時にはVector社より通知された以下の情報をお知らせ下さい。

 ・お申込日
 ・お申込番号

 
もしキーが未だ送付されていないことを確認した場合は早急に対応したいと思います。

12/11/07
0.9.2版 リリースしました

主な変更は次の2点です。

・サポートOSにWindowsXPを追加
・マルチランゲージ対応(多言語化)

12/11/05
次の予定

64bit化

Windows7の頃(ついこの前登場したばかりな気がするのですが)は64bit化が主流になりつつあるという流れでしたが、Windows8になってからは既に64bitが当たり前になっており、32bit搭載機を見つけるのがむしろ困難なほどです。
(まあ、使用可能メモリが3G上限と一々断り書きを入れなくても良いという点ではメーカーは楽なのでしょう)
驚いたのですが、最近はPCのカタログに64bitの表記すら無いのもあるみたいです。搭載メモリの標準が8Gになりつつあるので、ある意味当然の措置といえるのでしょう。

さて、本題になりますが、OSの標準が64bitならばマウ筋Liteも64bit化する時期だと考えています。実際問題としては32bitでも現状全く支障は無いのですが、これも時代の流れということなのでしょうね。

マウ筋を古くから使われている方はご存じかもしれませんが、オリジナルのマウ筋は64bit版(β版)が公開されていたのでLiteも容易に対応可能と思われるでしょうが、Liteは手を入れすぎて64bit化は結構困難な作業です。
(特に外部ライブラリを使用しているので難易度はさらにアップ ^^;
他にも64bit固有の問題が多々あり、困惑やら面白いやらイベントが多いです。)

ただ、シェアウェアにしてからライセンス登録という目に見える形で応援して頂けているので、64bit化を行ってみたいと思います。
(将来的に32bitアプリケーションが動作しなくなるOSが登場することに備える意味もあります)

ちなみに、64bitで動作しているかどうかはタスクマネージャで確認できます。
プロセスのイメージ名の右端に「*32」があれば32bit、無ければ64bitネイティブで動作していることになります。



12/11/03
次版 0.9.2版
リリース予定


・サポートOSにWindowsXPを追加
・マルチランゲージ対応(多言語化)
・登録可能なターゲット上限数を最大100から200に増加
・既に起動済みのマウ筋Liteを検出してそちらを終了させる場合、アプリの終了を待ってから起動するようにするようにした
・設定画面の位置がディスプレイの左端または上部を越えた状態で閉じた場合、次回表示時に画面内に収まるようにした。



12/10/13
次版作成中



上記画面はwindows8でのスナップショットです。
またwindows8について、マウ筋Liteを使用して少し面白いことが分かったので
記事に メトロUIの正体 を追加しました。

12/09/30
0.9.1版リリース
 
本版よりwindows8に対応しました。

変更点:
・登録可能なターゲット上限数を最大50から100に増加
・Windows8のスタートアップに登録しても、自動的に起動できない問題を修正した
・コマンド「ウィンドウ表示方法」に新規コマンドを追加した
  タスクトレイに収納する(任意のアプリケーションをトレイアイコン化する)
・ターゲット設定画面にもアイコンが表示されるようにした
・ターゲット設定画面の「その他の領域」に「デスクトップ」を追加した
・どこでもドラッグ(旧名称「ウィンドウを掴む」)の不具合を修正

詳細は12/09/20項参照。

12/09/20
次版 0.9.1版
9月末頃リリース予定

変更点:
@Windows8のスタートアップに登録しても、自動的に起動できない問題を修正した

 MSは互換性に最大に気を遣っているとの記事をどこかでみましたが、Windows8は7とは色々異なる点が多いようです。この対処で問題なく使用できると思います。

Aコマンド「ウィンドウ表示方法」に新規コマンドを追加した
  タスクトレイに収納する(任意のアプリケーションをトレイアイコン化する)

 よく最小化ボタンを右クリックするとトレイへ移動させる機能は見かけますが、個人的にそのボタンは押しにくかったので、任意のジェスチャーで可能にしました。マウ筋の自由度ならではですね。
 例えばタイトルバーを1回右クリックしたらトレイへ収納、なんてことができます。
 トレイに収納されたアプリケーションはトレイアイコンを左クリックすると元に戻ります。
 通常のトレイアイコンと同じ扱いになるため、拙作TrayExpand Liteにさらに収納させることもできます。
 タスクバーに非表示で常駐させたいけど常駐機能が無く、さらにトレイにアイコンすら表示させたくないアプリケーションがある場合には有用かと思います。


Bターゲット設定画面にもアイコンが表示されるようにした


 ターゲットはアイコンで視覚的に分かりやすくしました。

Cターゲット設定画面の「その他の領域」に「デスクトップ」を追加した

 共通的な処理を管理する場所が必要になったので、ターゲットにデスクトップ領域を指定可能にしました。

Dどこでもドラッグ(旧名称「ウィンドウを掴む」)の不具合を修正

  1.タブを持つダイアログでタブシートが消える
2.移動できない画面があった(TrayExpand Liteの設定画面、付箋アプリ等)
3.設定画面をドラッグすると、画面表示元の親ウィンドウがドラッグできてしまう
 (主にMS Office系で発生)

  確認したかぎり、移動できないウィンドウは無くなりました。
  例え移動できないように"タスクバーを固定"に設定してもタスクバーすら移動できます ^^
12/09/09
Windows 8(x86/x64)対応について

Windows 8(Release Preview)では一部を除き、大半の機能(新規に追加したコマンドも含めて)は問題なく動作することを確認しました。
発見した問題は既に対処済みで、次版に反映されます。
 ・Windows8のスタートアップにマウ筋Liteを登録しても、自動起動されない 等

次版は8の正式版で最終確認を行い、問題なければ公開予定です。
また次版には新コマンドも実装されます。

12/09/07
Vector社のシェアレジサービスが利用可能になりました。

 シェアレジにてご利用になれます。

12/09/06
0.9.0版

重要なお知らせ
本バージョンより、配布形態はシェアウェアに変更となりました。
本件についてはピロ製作所のTOPページに告知されたとおり(8/25 - 29)、
ピロ氏の了承を頂いております。詳細はマニュアルを参照願います。

ライセンスの手続きについては、Vectorのシェアレジの利用を予定しております。
9/14までには利用可能になるはずですが、可能になり次第告知いたします。
(Vectorのダウンロードページには支払い方法がその他となっておりますが、シェアレジに変更される予定です。)


12/08/28
次版予定

・メイン設定画面のターゲットおよびアクション設定とコマンド設定の対象ターゲットに各アプリケーションのアイコンを表示
・コーナーマウスを実装
・シングルクリックジェスチャーを実装 (L,M、R、X1,X2ボタン1回だけの押下のジェスチャー)
・コマンド「ウィンドウ表示方法」に新規コマンドを追加
  画面中央に表示、画面左端、右端、上部、下部、左上、左下、右上、右下、後ろに下げる
・ターゲットの登録上限を増加
・スプラッシュスクリーンの表示有無を指定するメニューを追加
・2重起動時に設定画面を表示するか、再起動するかを指定するニューを追加
その他修正多数



12/07/07
次版試作中。


12/05/03
0,8.8版
・ターゲット設定に「コメント」を実装
・ターゲット設定にコメントが指定された場合、ターゲットリスト、コマンド設定の対象およびターゲット設定の継承には従来の「ファイル名 クラス ID」型式でなく、コメントを表示するように変更
・フリースクロールのスクロール感度の最小値を5から1に変更
・フリースクロールのスクロールの速度を調整する「スクロール速度」を実装
・ウィンドウの任意の位置でスクロールバーを動かすコマンド「どこでもスクロール」を実装


12/05/01
次版予定

・ターゲット設定に「コメント」を実装
・ターゲット設定にコメントが指定された場合、ターゲットリストに従来の「ファイル名 クラス ID」でなく、コメントを表示するように変更
・ターゲット設定にコメントが指定された場合、継承に従来の「ファイル名 クラス ID」でなく、コメントを表示するように変更
・フリースクロールのスクロール感度の最小値を5から1に変更
・フリースクロールのスクロールの速度を調整する「スクロール速度」を実装
・ウィンドウの任意の位置でスクロールバーを動かすコマンド「どこでもスクロール」を実装

12/04/15
0,8.7版
・ターゲット設定に「その他の領域」を追加。
 新たに最大化、最小化、クローズ、システムメニューボタンを実装
・ターゲット設定に「ID」を追加
・ターゲットリストにIDが表示されるようにした
・ターゲット設定の取得ボタンで取得するクラス名を、親ウィンドウクラスではなく指定したウィンドウ自体のクラスに変更
・ターゲット設定のクラス名判定方法を完全一致から部分一致に変更
・ウィンドウの任意の場所を掴んでウィンドウサイズを変更するコマンド「どこでもリサイズ」を実装
・「ウィンドウを掴む」コマンドの名称を「どこでもドラッグ」に変更
・未使用項目「マウス感度の設定」→「監視間隔(ミリ秒)」を削除
・ターゲット設定で継承無しかつマウスメッセージを横取りしない設定にすると、マウスボタンがロックされ操作不能になる問題を修正

ターゲット設定


コマンド設定

12/04/07
次版予定

・ターゲット設定にx64に対応した「その他の領域」を追加。
 新たに最大化、最小化、クローズ、システムメニューボタンを追加
・ターゲット設定の取得ボタンで取得するクラス名を、親ウィンドウクラスではなく指定したウィンドウ自体のクラスに変更
・ターゲット設定のクラス名判定方法を完全一致から部分一致に変更
・未使用項目「マウス感度の設定」→「監視間隔(ミリ秒)」を削除
・ウィンドウの任意の場所を掴んでウィンドウサイズを変更するコマンド「ウィンドウをリサイズ」を実装
・ターゲット設定で継承無しかつマウスメッセージを横取りしない設定にすると、マウスボタンがロックされ操作不能になる問題を修正

12/04/05
いろいろ検討中。


12/04/01
0,8.6版
・ジェスチャーに指定可能な修飾キーに「Alt」、「Win」キーを追加
・ロッカージェスチャーにおいて、ジェスチャー開始ボタン以外のボタンイベントが発生する問題を修正
・実行コマンドのリストをコマンド1つ分広くした


 
12/03/25
0,8.5版
・「ウィンドウ表示方法変更」コマンドにプロセスを強制的に終了する「強制終了」を実装
・ジェスチャー完了後にボタンイベントがウィンドウに伝わるケースがある問題を修正
12/03/18

0,8.4版
・ウィンドウの任意の場所を掴んでウィンドウを移動するコマンド「ウィンドウを掴む」を実装
・ジェスチャー完了後にボタン押下状態が解放されないケースがある問題を修正

12/02/15
0.8.3版をリリースしました。
12/02/12
次版の予定

・エクスプローラへのキー送信時に動作が一瞬遅延する問題を修正
・ウィンドウへのキー送信時にウィンドウが非アクティブになり、キー送信が行われないケースがある問題を修正

12/02/08
0.8.2版をリリースしました。
12/02/04
次版0.8.2では次の変更を予定しています。

・継承したターゲットのアクションが実行されると、マウスメッセージの横取りが一時的に無効になる問題を修正
・ターゲット設定に使用していた「タイトル名」を「ファイル名」に変更。
 それに伴い、ファイルの指定ボタンとファイルパスパターンリストを実装
・windows7 Aeroインターフェースに対応

12/02/03
いろいろ検討中。


12/02/01
0.8.1版をリリースしました。

12/01/29
次版0.8.1では次の変更を行います。
・デスクトップをジェスチャーのターゲットに指定し、ジェスチャーを実行可能にした
・起動時、希に設定ファイルが破棄される問題を修正
・ターゲットのアクションにジェスチャー開始ボタンが登録されておらず、かつマウスメッセージの横取りが有効の場合、ボタンが使用できない問題を修正

12/01/25
0.8版をリリースしました
・ジェスチャー開始ボタンを離さずに連続でジェスチャーを実行可能にした
・アクションを実行する対象ウィンドウに、アクティブウィンドウまたはアクション開始ウィンドウ以外のターゲットを指定すると、アクションが実行されない問題を修正


12/01/20
0.7版をリリースしました

12/01/14
次版0.7では次の変更を行います。

・「マウスメッセージを横取りする」を実装
・「非アクティブでもスクロール」を有効化
・「フリースクロール」を有効化
・ジェスチャーに対応可能なボタンを追加
 (L、X1、X2ボタンを実装)

11/12/23

マウ筋 Liteリリース

マウ筋Liteは汎用マウスジェスチャーです。
windows7以降のOSのみ対応しています。

あらゆるアプリケーションに対して、指定したジェスチャーに関連づけられた一連の動作を実行できるため、マウス操作だけで大抵のことが操作できるようになります。
使いこなすほど手に馴染んでくることでしょう。

素晴らしいソフトウェアを開発されたピロ氏に深く感謝いたします。
また移植版について公開条件の確認と公開の承認を頂けたこと、ありがとうございました。


ようやくwindows7への完全移行ができる準備が整いました。
今までアプリケーションを開発してきた動機は、XPでできたことを7でそのまま実現することでした。

x64への移行は未だ先になるだろうと思っていたところ、急に7からx64が主流になってしまったので、愛用していた16bitアプリは全滅、そして32bitアプリは十分に動作できないものが出てきたりと悩まされました。
32bit版の7で凌ごうかとも思いましたが、メーカのノートPCは64bitがデフォルトである現状では遠からず32bitは無くなることが予想されます。
いつものように新OSに対応したバージョンや類似アプリが出てくるだろうと待っていましたが、事態は予想外の方向に向かっていました。私が愛用しているアプリの何点かは次々と開発中止宣言が・・・
今まで使用させていただいたことに感謝しつつ、どうにかできないかと模索していました。

その結果、1年半掛かりましたがやっと思い描いた理想の環境をそろえることが出来ました。
他に類似の機能を備えた優れたアプリケーションに乗り換えたこともありましたが、自分に合うものはやはり自分で用意するのが1番ですね。それがどうしても譲れない愛着があるアプリであれば尚更です。

マウ筋はそんな愛着のあるアプリの1つです。


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