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PngTrimmer2のメインプラットフォームはWindowsなのですが、 ふとした切っ掛けでマルチプラットフォーム対応にしたくなり、 Linux版とMac版のアプリケーションを試作してみました。 作成したものが複数のプラットフォームで起動し、さらにWindows版と変わらず動作するというのは感動ものです。 この感動があるからこそモノ作りというのは楽しいです。 最近知ったのですが、PPSSPPというPSPエミュレータはWin、Linux、Mac以外にもAndroidやiOSといったスマートフォンにも対応しているようです。 大風呂敷を広げると精度が低くなりがちですが、少し調査したところ驚くほど精度の高い作品であることが分かりました。素晴らしい! いやはや、世の中にはもっと楽しいことを創造する天才がいるものです。 そのような思いもよらないような可能性を見せつけられることも、楽しさの1つです。 Linux版 Mac版
それぞれに長所と短所があり、画質や様々な補正機能を実際に調査した結果、コミックと小説はDR、それ以外はScanSnapと使い分けをしています。 (具体的にどのような理由なのかは長くなるので割愛。この2台の正確な比較レポートは意外なほど少なく、使ってみないと分かりませんでした。) スキャンするときはズレを少なくするために通常は横向きにセットして行いますが、生成された画像は裁断側に余分な線が表示されてしまいます。 これは本の裁断時に裁断面が僅かに斜めになってしまい、DRがそれを正確にスキャンしているため起こる問題です。 (一方、ScanSnapで問題が起きたページをスキャンするとその問題が発生していないように見えますが、これはScanSnap側で何ドットか画像をカットしているためです。DRでその機能が無いか捜してみましたが、見つけられませんでした) そこで、DRで生成した画像をトリミングする必要がでてくるのですが、これはPngTrimmerで解決しています。 また回転については何故必要なのか?PDFで保存して、Acrobatの回転機能で奇数偶数それぞれに右左90度の補正をすればよいのでは?と疑問があるかもしれません。 私もそれで良いと考えました。ただそれをすると画像が非可逆圧縮になるため多少なりとも劣化してしまいます。 せっかく綺麗に残したいのに僅かでも劣化するのは気分が良いものではありませんでした。 幸いDRには可逆圧縮のTIFをサポートしているため、(スキャン後の)劣化はありません。 しかし困ったことにTIFをサポートしてるソフトが少ないため、編集するためには汎用のPNG等に変換する必要があるのですが、600dpiなど大きい画像の場合は結構時間かかります。 変換が終わったら次はトリミングに取りかかりますが、今度は画像が大きいためかOS環境が不安定なのか分かりませんが、どうにも安定してトリミングが出来ない問題が発生しました。 これには参りました。せっかく手間と時間をかけてここまで来たのに心が折れそうなります。 問題の画像を1つ1つ手動で編集する気力はありません。 仮にトリミングが終わっても今度は回転が待っています。回転処理に途中で失敗でもすればもうさじを投げざるを得ません。 こんな状況を打破するヒーローが登場してくれないかとお待ちしていましたが どうやら願っているだけでは来てくれないようです。 ならば登場させてやろうじゃないか、ということで「PngTrimmer」を開発しました。
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